先月20日に投開票された鳥取県智頭(ちず)町議補選(欠員4、立候補7)で、1票差で
落選した岡田和彦さん(70)が、「オカラ」と記された無効票を有効票だと主張、同町選
管は27日、異議を認め、有効票と判断した。
この結果、岡田さんと、最下位当選者(55)の得票が同一となり、最下位当選者が8月
17日までに県選管に審査申し立てをしなかった場合、くじ引きで当選者を決めることにな
った。
町選管によると、投票総数6119、無効票216で、最下位当選者の得票は844、岡
田さんは843。「オカラ」票について町選管は開票当日、食べ物のオカラと同じとして無
効とみなした。
しかし、再点検で、「オカ」は「岡」と考えられ、「ラ」も「ダ」と字形や発音が似てい
ることから「投票者が書き間違えた可能性が高い」とした。
最下位当選者は「納得できない。申し立ても検討している」と話している。(読売新聞)
[7月27日20時58分更新]
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