★三菱ふそうトラックから出火、ベアリング原因?…長野
長野県飯田市の中央道下り線座光寺パーキングエリアで15日夜、長野市の
運送会社が所有する三菱ふそうトラック・バス(本社・東京)製の10トントラックの
左後輪から出火し、積み荷の一部などを焼いた。
県警高速隊などで調べたところ、車輪と車軸を連結する「ハブ」内部で、2か所ある
ベアリング(軸受け)のうち、外側のものが破損していた。また、ブレーキの一部の
部品に摩擦熱で焦げた跡が見つかった。
三菱ふそうは「ベアリングにも発煙や火災を起こす恐れのある不具合がわかっており、
近くリコールを届け出る予定だ」と話しており、今回の発火がこの対象になるか調査する。
ベアリングは専門の部品メーカーが製造しているが、三菱ふそうが設計し、材質や
製法を指定。設計上の問題があった場合などは、同社にも責任が生じるという。
トラックは、2000年製造で、今年4月に車検を受けたばかり。同パーキングエリアの
約5キロ手前でブレーキ系統の異常を知らせる警報ランプが点灯、運転手(46)が
停車したところ、火が出ていたという。
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040617i205.htm