【国際】「資源独占の恐れ」日中境界海域にガス採掘施設、欧米企業も参加−中国★3

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792名無しさん@4周年
境界海域の中国ガス採掘施設 省庁、責任“なすり合い”
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20040529/mng_____kakushin000.shtml

 東シナ海の日中境界海域で中国側による新たな天然ガス採掘施設の建設が明らかになった二十八日、
東京・永田町の自民党本部で「海洋権益に関するワーキングチーム」(武見敬三座長)の会合が開かれ、
政府に厳しい批判が集中した。海底に眠る膨大な天然資源をみすみす中国に奪われる可能性がありながら、
有効な対策を持たない政府。官庁間で責任をなすり合う構図も見え隠れし、議員からは「権益を守る意識があるのか」と怒号が飛んだ。 (社会部・浜口武司)

 午前八時、非公開で始まった会合には衆参国会議員三十二人が集まった。説明のために呼ばれた
内閣官房や外務、防衛、資源エネルギーなど各省庁の担当者に、議員から厳しい叱責(しっせき)が浴びせられた。

 「十年前から中国は調査しているのに、日本はなぜやらなかったのか」
「中国に天然資源をすべて持っていかれていいのか」。興奮した声が、部屋の外まで聞こえてきた。

 今年三月、尖閣諸島(中国名・魚釣島)に中国人七人が上陸。島の領有権に危機感を抱いた自民党は、
外交調査会に同ワーキングチームを設置、日本の排他的経済水域への侵犯を繰り返す
中国の海洋調査船などへの対策を検討するため、週一回のペースで会合を開いてきた。