【社会】明倫中マット死事件　今日午後控訴審判決　山形　★2

新庄市立明倫中学校で９３年１月、１年生の児玉有平君（当時１３歳）が
体育用マットの中で死亡していた事件で、遺族が逮捕、補導された元生徒７人と
学校側（新庄市）に総額約１億９４００万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が、
２８日午後１時半、仙台高裁で言い渡される。

「全員無罪」を初めて認めた１審の山形地裁判決をどう判断するか、注目される。
　０２年３月の１審判決は、遺体の状況や「疑いのない証拠」からだけでは「事件性すら認められない」と指摘。
７人のアリバイを認め、事件への関与を否定した。

控訴審では
（１）マット室内の様子を目撃したと供述し、１審で撤回した元上級生の証言の信用性
（２）最初に自白し他の６人の名前を挙げた元生徒の、アリバイの成否と自白の信用性
（３）事件性の有無
――が主な争点だった。
　遺族側は元上級生を再度証人尋問した他、「他殺の可能性が極めて高い」とする新たな鑑定書を提出。
また、仙台高裁の担当裁判官は体育館で現場検証を行うなどして、
目撃供述の信用性を含めて事件の全体像の再検討を進めた。
　一方、元生徒７人の「冤罪（えんざい）」を主張する「無実の元少年たちを支援する会」は、
山形市内で２３日に街頭活動をした。ビラを配布するなどし、「再び無罪を」と訴えた。

ソース・引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040527-00000001-mai-l06

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