★千葉の県立高入試で“難問” 受験生の半数0点
道案内の作文、選択肢に混乱
・二月に千葉県で実施された県立高入試で、「国語」に受験生の約半数が
まったく得点できないという異例の設問があったことが二十日分かった。
地図を見ながら、公民館までおじいさんを道案内する作文を書く、という
出題だが、半数は「0点」。県教委は「新しい問題傾向で時間がかかった
のかも」と推測するが、原因究明に乗り出した。
設問は散歩の途中、おじいさんに出会ったとの想定で、公民館までの道を
尋ねられ、急な上り坂のあるAの道か、平らなBの道を選び道案内を作文で
書かせる内容。「自分が考えたことなどを的確に相手に伝えるため、適切な
言葉で表現する」との出題方針だったが、県教委の集計では正答率は
わずか14%。しかも約半数、46%が0点とまったく得点できなかった。
進学塾などの教育関係者は、設問の前段にある「まずおじいさんがどの
ような様子なのか、一つ仮定しなさい」として、「急いでいるようだ」「体力が
なさそう」「とても元気そう」「時間の余裕がありそう」の四つの選択肢から、
一つ選んだ上で書くように指示していることが混乱の原因と指摘。県教委は
「どれでも構わない」との意図だったが、意外にも受験生たちは、「どれを
選ぶか」で悩んだようだ。
進学塾関係者によると、受験生の多くが「おじいさんに急な坂を上らせては
いけない」「急いでいるかもしれないから、遠回りさせてはダメ」などと悩んだ
ようで、何度も書き直して時間切れとなり、泣き出した受験生もいたという。
設問の最後で「あなたが、そのおじいさんにどのような配慮をしているのかが
わかるように」とあったことも受験生たちを一層苦しめたようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040521-00000021-san-soci ※問題の問題文
http://www.tokyo-np.co.jp/04_k-shiken/cba/cba-ko/ko7.shtml ※前スレ:
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1085115823/