★青汁の「キューサイ」を提訴 キャベツ混入で販売店
・青汁製造・販売のキューサイ(福岡市)が「ケール100%」をうたいながら
原料にキャベツを使っていた問題で、販売店が「売り上げが激減した」
として、キューサイに9884万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、
13日に第1回口頭弁論が東京地裁であった。キューサイ側は争う姿勢を
示した。
この問題で販売店が訴訟を起こしたのは初めて。訴えたのは、キューサイ
青汁販売(神奈川県秦野市。3月に青汁販売に改称)。訴状などによると、
青汁販売は99年、5億6000万円余の売り上げがあったのに、00年に
キャベツ混入問題が発覚した後の02年には3億3000万円余に急落した。
一方、キューサイは、青汁販売が代金の一部を支払っていないとして
1394万円を求める訴訟を提起。青汁販売側は「損害賠償請求の債権と
相殺される」と反論した。
キャベツ混入問題では公正取引委員会が、景品表示法違反でキューサイに
排除命令を出した。同社は約38万人の顧客にわび状を送っている。
http://www.asahi.com/national/update/0514/009.html