【社会】三菱自動車・三菱ふそう両社、国交省が1年半の指名停止に★2

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040509-00000201-yom-soci
「ハブに欠陥」指摘の文書を国交省が放置

 三菱自動車(昨年1月、商用車部門が三菱ふそうトラック・バスに分社)
製大型車の車軸周辺部品「ハブ」の欠陥をめぐる事件で、石川県内でタイヤ
脱落事故を起こした運送会社が2002年3月、国土交通省に「ハブに欠陥
があるのではないか」と文書で指摘したのに、省内の担当課までそれが届かず、
ファイル内に放置されていたことがわかった。

 三菱ふそう前会長、宇佐美隆容疑者(63)らが国交省に虚偽報告を繰り返し、
欠陥の隠ぺいをはかっていた時期と重なっており、三菱の犯罪は、
国交省の怠慢の陰で、発覚が遅れることになった。

この文書を作成したのは富山県の運送会社。1999年11月に石川県内で
トレーラーのタイヤが脱落したが、整備上の問題が見当たらなかったため、
三菱の系列販売会社に「ハブに欠陥があるのではないか」と指摘。これに対し、
三菱自は約3か月後、「整備不良が原因」と調査書で回答していた。

>まずはその1
>>522
 運送会社はこの事故について、当時、国交省には報告しなかったが、
2002年1月に横浜市で母子死傷事故が起きた後、同省は、三菱が作成した
過去のハブ破損事故のリストに基づき、富山県の運送会社を含む全国の
事業者に「自動車事故報告書」を提出させた。

 富山の運送会社はこの報告書に、「ハブに欠陥があるのではないか」
「メーカーから整備不良と指摘されたが、整備に問題があったとは考えにくい」
と書き込み、三菱側の対応を批判していた。

 当時、三菱は国交省に対し、整備不良でハブに破断の恐れがあるのは
「摩耗量が0・8ミリ以上」のケースと報告していたが、運送会社は、報告書に
「0・65ミリ」で割れたハブの摩耗状況を記載するなど、三菱のウソをくつがえす
可能性のあった情報を盛り込んでいた。

 同省自動車交通局安全対策室には同年3月時点で、各事業者から計
約10通の報告書が集まっていたが、同室はこれを、三菱と協議していた
同局内の審査課には回さず、記載内容を自ら調べることもないまま、
ファイルに保管。その報告書が、今年3月のリコール(回収、無償修理)に
当たって、審査課が過去のいきさつを洗い直す中で見つかった。
>その2
524_:04/05/09 23:58 ID:R0H3YyLj
作って無い車を入札できなくってもねえ
>>521-523 これでひとまとまり。

 省内で忘れられていた報告書には、神奈川県警などの調べで、宇佐美
容疑者らが隠ぺいしていたとされるデータも記されていた。

 同省安全対策室の清谷伸吾室長は、「報告書は今見ると大変な内容で、
当時の対応はまずかったと反省している。省内の連絡体制がどうなって
いたのか、調査しているが、当時の安全対策室の担当者はハブの摩耗量が
問題になっていたとは知らなかったため、審査課に伝えなかったようだ。
再発防止を図りたい」と話している。

 ◆自動車事故報告書=危険物を路上に飛散させたり、車輪や車軸など
主要な部品の損壊で走行できなくなったりした事故が起きた場合に、
国土交通省の省令で、トラック、バス、タクシーなどの運送事業者に提出を
義務づけている。提出先は地元の運輸支局で、事故後30日以内に報告
しなければならない。国交省はこれに基づき、事故防止策などを検討し、
業界団体を通じて周知する。(読売新聞)
[5月9日3時10分更新]
↑だそうでつ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040509-00000052-mai-soci
<タイヤ脱落>堀・三菱ふ会長を参考人として聴取

 三菱自動車(三菱ふそうトラック・バスに昨年1月分社)製大型トレーラー
によるタイヤ脱落事件で、捜査当局は三菱ふそうトラック・バスの堀道夫
会長(61)を参考人として聴取した。堀会長は、02年1月の横浜市内の
死傷事故直後、同社前会長の宇佐美隆容疑者(63)=道路運送車両法
違反容疑で逮捕=らが集まり、三菱自が国土交通省への虚偽報告を決めた
「対策本部会議」にも出席しており、当局は虚偽報告の経緯などについて
聴取したとみられる。

 調べでは、同会議は02年1月17日から同2月21日まで4回開かれ、部長級を
中心に十数人が出席。リコールを避けるため、根拠がないのに「摩耗量0.8ミリで
ハブが割れることにしよう」との方針を決めた。当時、堀会長は三菱自トラック・バス
部門の企画・管理本部長で、会議に数回出席したという。

 堀会長は、4月16日に辞任した宇佐美前会長の後を継ぎ同20日に就任。就任会見
や今月7日に7人が逮捕された際の謝罪会見で、「安全・品質に関する社内の感度が
鈍っていた」と述べ、企業体質に問題があったことを認めていた。「初めに起きた92年の
事故の際に整備不良と結論付けたため、問題追及が遅れた」などと話したが、自身の
対策会議への出席には言及していなかった。

【安高晋、広瀬登】(毎日新聞)
[5月9日2時42分更新]
↑だってさ!