【社会】遺伝子組み換え実験延期 東大大学院が住民に配慮
東京大大学院農学生命科学研究科は7日、東京都西東京市の付属農場で計画中の
遺伝子組み換えジャガイモの栽培実験について、周辺住民を対象に説明会を開き、
住民の不安が払しょくされていないとして実験延期を決めた。
同研究科の大杉立教授は「実験は安全と考えているが、理解が十分得られないため延期した」
と説明。住民不安を理由にした延期は珍しいという。大杉教授は近く、文部科学省に実験の延期を連絡する。
実験はジャガイモの収量増加と品質向上を目的に、トウモロコシの遺伝子を導入したジャガイモを農場で栽培。
12日に植え付け、8月に収穫する予定だった。
この日の説明会には農場周辺の農家や住民ら約70人が参加。大杉教授は栽培したジャガイモを食品として
市場に出さないことを強調し、花粉が農場から畑に飛散しないよう安全対策を実施すると説明した。
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040507-00000235-kyodo-soci
あご
2カナ?
4 :
名無しさん@4周年:04/05/07 21:43 ID:FViPgX/H
これで留年せざるをえなくなった学生や院生が何人かはでるのかな
5 :
名無しさん@4周年:04/05/07 21:46 ID:At2QLFj2
べつに食べないんだったら実験すればいいのに
6 :
名無しさん@4周年:04/05/07 21:47 ID:7Ka+dHEF
東大大学院は住民にもっと配慮してくれないと
できたジャガイモとかただで分けてくれるんだったらうちの隣で栽培してもいいよ。
8 :
名無しさん@4周年:04/05/07 21:48 ID:/jnE3Hzx
東大もたいへんですね。
周りの住民は遺伝子組み替えジャガイモが人でも食うと思ってるのか?
じゃあ住人の遺伝子を組み換える方向で
11 :
:04/05/07 21:53 ID:oT8qmt+R
大杉立教授
ジャガイモのようなもの。
>>4 そして無駄な期間の教育に税金が使われると。
14 :
名無しさん@4周年:04/05/07 22:01 ID:GaJQ4Sxj
やはり農家にとっては自分ところの種と混ざるのが心配なんだな。
15 :
名無しさん@4周年:04/05/07 22:06 ID:Wr51Qo/a
とりあえず、完全隔離した場所でつくって研究者の家族最低三世代くらい
食べつづけて影響の有無を完璧に調べてからにしてほしい。
付近の住民とやらに理科の再教育してやれよ。
アフォかこいつら・・
17 :
名無しさん@4周年:04/05/07 23:01 ID:RV6T+qbi
> 花粉が農場から畑に飛散しないよう安全対策を実施すると
ハエ一匹たりと通さない完全隔離実験農場でも立てるつもりだったのか?
18 :
名無しさん@4周年:04/05/07 23:18 ID:zrBXvfnk
花粉飛ばさないなんて無理じゃないのか?
ジャガイモの花を食べるわけじゃないんだから
花が咲く時期に花芽を摘んだりすれば済むことじゃないんか?
どうせ住民の中にヒステリーな人がいたんだろ
20 :
名無しさん@4周年:04/05/08 00:28 ID:e9NeTcNv
組み換えはP2でやらんといけないからナァ。
農場全体をP2にするの難しい。
22 :
僕50億7番:04/05/08 01:45 ID:J3PbcQvx
これも意味不明だなぁ。
東大の校内でやれば、いいだけじゃないのか?
なんで、東大の校内でしないんだ?
そもそも大学とか企業の実験って周りに住民いないところでやれよ。
そもそも実験とか研究って周りの人に影響ないところでやるもんだろう。
トマト作れトマト。
リアルでアタックオブザキラートマト希望。
近所の農家はともかくなんで住民まで反対運動してるんだ
てめーらはスーパーのじゃがいもを食うんだろう
高温に弱いジャガイモにトウモロコシの遺伝子…安直だ。
花粉飛ばないようにするには大学院生で全数摘花だな(藁
26 :
名無しさん@4周年:04/05/08 20:40 ID:2p5ssQFc
密封容器の中で実験しる。
組み換えしたやつの花粉でも飛んできたら困るやろ。
>>22 無茶言うな。
そもそも住民の方が後から農場の近くに引っ越してきてるだろ。
付属農場なら校内だしな。
28 :
名無しさん@4周年:04/05/09 01:45 ID:n69xm7pn
>>24 激しく同意
以前東大の生協食堂に
「遺伝子組み換え大豆・とうもろこしは一切使用しません」
のチラシが貼ってあって、将来の食糧難に備えるために日夜研究している
農学部の連中がこれを見たら悔しがるんだろうな、と思った。
今は理解の無い住民に避難されていても、いつか世界中が感謝する。
がんばれ農学部。超がんばれ。
>>24 住民の声「なんか分かんないけど、怖いからハンターイ」
30 :
名無しさん@4周年:04/05/09 01:52 ID:zhup+92x
反対している住民連中ってどうせ東大ができた後に来たんだろ。
文句があるならお前らが出て行けといいたい。
別に無理に喰わせようとしているわけでもないんだし。
こういうアホが科学の発展を阻害するんだ。
未来の安全を東大が確約できないなら
住民が反対するのは至極当然のことだと思うが。
32 :
名無しさん@4周年:04/05/09 02:03 ID:59RuNDen
出来無い事の言い訳に過ぎないんじゃないの?
この分野では、東大は脱落してしまったと了解して構いませんね?
33 :
プロのおじさま ◆13ThomasYo :04/05/09 02:21 ID:QFfDM4Ra
>>31 未来の安全を確約できる人なんか世界中どこを探してもいませんよ。
普及しているOSでさえ不具合出まくりなのに、
遺伝子情報弄って予想外の事が起こったら修正できるのか?
リスクを背負いたい奴は勝手にどうぞってことだ。
今まで我々が食べてきた食物が市場から消えるわけではない。
本当に餓えている人民層がターゲット。
>>34 予想不可能な事態に対する対応をどうやって準備しとくんだ?
予期出来ないんなら、事前に対応も考えられんだろう。
37 :
名無しさん@4周年:04/05/09 02:40 ID:fqVtvFzf
早稲田の隣にある病原菌の研究所も
何とかしてくれ。研究室がある建物に
直接風があたるから、癌を発症する教授が
多いって噂だ。
38 :
プロのおじさま ◆13ThomasYo :04/05/09 02:42 ID:QFfDM4Ra
>>34-35 そもそも、遺伝子組み換えでない食物の安全性も誰も証明していない。
遺伝子組み換えだろうがそうでなかろうが、その食物が安全かどうかは「食べる人による」のだ。
39 :
名無しさん@4周年:04/05/09 02:46 ID:wukBwKtS
遺伝子組み換えがどうして危ないの?
何か毒素とか出たりするのかな。
40 :
名無しさん@4周年:04/05/09 02:47 ID:5EgB9w5u
まったく、ドキュン低学歴住民のおかげで
また、研究進度が・・・
41 :
名無しさん@4周年:04/05/09 02:50 ID:wukBwKtS
>>40 ほんとに頭悪いなら「別にいいんじゃない?」って思うんじゃない?
42 :
名無しさん@4周年:04/05/09 02:57 ID:zhup+92x
文系マスコミが「遺伝子技術は得体の知れない恐ろしいモノ」っていうイメージを
流布させたからだろ。無数の実験と観察を繰り返して徐々に生命科学は発展して
きたんだから、得体の知れないモノであるはずなどないのに。
無知な人間が危機感を植えつけられると厄介なことになる。
無知なままでいるのが社会貢献。
43 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:01 ID:dObF3EFn
化学・生物系の人間なら
食物の遺伝子いじらないと人間が生きていけない
ってことぐらいほとんど常識
一般人(というかヴぁか)が口出しすべきじゃない
45 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:06 ID:wukBwKtS
>>43 その見下し方マジでムカツク。
お前の頭がいいのかどうかなんて分からないけど品性だけは無いよね。
46 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:06 ID:EBuR08r4
本当に馬鹿は口出しすんな。
遺伝子組み替えのメリットの大きさを知れっての。
47 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:08 ID:KiOQVZEU
東大相手なら裏金作る犯罪者共の言うことなど信用できんで済むベ。
犯罪者共の刑事告発まだ?
人為操作された遺伝子が体内に入ると、その遺伝子が
自分にも組み込まれてしまうと考えてる人間が多いそうだからな。
そういう人に「あなたはこれまで遺伝子を食べた事はないんですか?」
と聞くと「そんなもの口に入れたことあるわけないでしょう」と
答えるんだと
周りの畑にその組み換え品種の花粉が飛ばないかという不安は当然ある罠。
納得得られなかったようだけど、具体的にどんな対策してるの?
50 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:19 ID:bhKfTtNR
>>43 だれがそんな常識つくってんだよ。
知ったかしてるんじゃないよ。
遺伝子組み換えのメリットってなんなんだよ。
病気につよい?気候変動につよい?そんなもんすぐになくなるよ。
メリットなんてベンチャーが1,2年利益だすぐらいじゃねえか。
自分の範疇でしか物事考えれないやつが科学者気取ってんじゃねえよ。
おまえらって不老不死は最高だって考えてる口なんじゃないか?
花粉の飛散による問題で周辺農家ともめてるんでしょ。
おまえらは論点がずれてる。
GM作物批判は無知がすべての原因というわけではない。
52 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:22 ID:bhKfTtNR
>>48 組み換え後の遺伝子が生じるたんぱく質について考えたことのない人ですか?
人の無知を笑うより自分の無知を反省してください。
>>52 そう。異常プリオンのようなたんぱく質ができてしまったらどうするんだろうね。
ていうか遺伝子組み換えでもして収穫上げないと近い将来確実に食料難になる。
品種改良で作った作物が安全だなんて保証がどこにある?
56 :
名無しさん@4周年:04/05/09 03:34 ID:bhKfTtNR
>>54 方や飽食国家が存在して毎日何万トンもの食料が廃棄される状況があり、
方や貧困国家があって毎日何百人の人たちが飢餓でなくなっている。
食料難っていうのはもともと食料難なところでしかおきないんだよ。
この技術が開発されても現状はかわらない。
飽食なところはいつまでも飽食で、貧困なところはいつまでも貧困。
だからいくら優れた技術が開発されようともそれを用いる人間が人間としての
モラルなり道徳をもっていなければ将来への不安は変わらないんだよ。
技術は積み重ねでどんどん進歩するけど、人間の進歩はいくら教育しても一代限りなんだ。
その儚さは多く科学者を悩ます問題で、本気で食糧難を危惧して研究を始めたものは挫折すると思う。
君の説明は研究の口実にはあるけど本質にはなりえないよ。
長文を続けてしまって、みんなに引かれてしまったみたいですね。
ニュースとしては面白いだけに申し訳ない。
食料難を克服するためにのような偽善を理由にして研究を進めるのには
もう飽き飽きしてたものでつい。
本当に食糧難を危惧するなら人体に改造クロロフィルを導入すればいいんだって思うものですから。
そんなことをしたら半数の人間は活動しなくなるんだろうけど。
この手の報道になると「遺伝子組み替え食品は危険」的な報道や反対運動があるけど、
具体的に「どう危険だ」という説明をした遺伝子組み替え反対派の主張って見たことが
ないんだよねえ。
一度危険な理由をちゃんと教えて欲しい(゚д゚)
反対派住民の後ろになんか組織があったりするんじゃねーの?
原発問題とか劣化ウラン問題とかの運動やってるような連中が。
ただUKあたりの反動物実験テロリストに比べれば方法がマイルドだよな。
>>58 さすがにその態度じゃ自分に都合の悪いものは見ないことにしてるとしか言えないな。
>>44でも見てみたらどうだろう。
61 :
プロのおじさま ◆13ThomasYo :04/05/09 04:06 ID:QFfDM4Ra
>>52-53 組み換えしない遺伝子が生じるタンパク質の安全性も誰も保証してないけどな。
63 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:16 ID:MMqSA66J
コシヒカリだって所詮人為的に作られた品種だろ?
今さら何を言ってんだか田舎モノは。
てゆーかさ、「危険性」を指摘することはできるだろうが、
「安全性」ってどうやって保障すんの?
「無い」ということは証明できない、というのは科学哲学の初歩中の初歩だぞ。
組み換え食品は「絶対安全」という奴も馬鹿なら、
「安全性」を証明しろという否定派も同じくらい馬鹿だ。
66 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:20 ID:0SE+rnV+
>>63 それは自然の範囲だから問題ないだけだろ?
67 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:22 ID:Hr43Pjsb
68 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:22 ID:T0V30xzy
本来人類の食料危機を救うという崇高な理念から進められた技術なのに
最近の叩かれ方は酷すぎる。
69 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:23 ID:QrBmmYT7
真の安全性の立証なんて
歴史の長さに頼るしかないんじゃないの?
70 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:25 ID:nsQzFaER
これはなんで危険って言われてるんだ?
遺伝子組み替えで未知のもの作ってるから安全性がないからか
うーむ。。。たしかにあえて食おうとは思わん
だがBSE未検査の牛肉並だと思う
71 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:28 ID:kxpUiLAC
いいじゃん。とりあえず食ってみようよ。美味いかもしれないぞ。
アメリカ人カナダ人なんて未だに北米産牛肉ふつうに食いまくってるじゃんか。
だいじょうぶだいじょうぶ。
72 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:29 ID:0CUuHdy3
ちなみに、GMを入れるんだったら、入れていますと表示してくれよ。知らずに食ってるヤツ多いぞ。食用油とか。
73 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:35 ID:jsXnfgaW
遺伝子組み換えはあかんけど突然変異は問題ないらしい。
突然変異ならば、それが人工的でもいいみたいで、バラの
品種改良とかに使われているみたい。いかにも日本人的な
発想だ。
74 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:35 ID:Ejsd+qdt
>>58 >>70 あまり詳しくないので怒られるかもしれないのでかいつまんでかつ婉曲的に説明します。
遺伝子はその個体の設計図といわれますが、それらはタンパク質の設計図であるゆえに
その個体の設計図というわけです。
たとえば河豚とかコブラのような神経毒をもった人間はいませんね。
それは遺伝子によって神経毒を作ることもそれらを無効化するものを作ることも設計されているからです。
(これも現在そういわれているだけで、遺伝子のみと考えるのはよくないかもしれません)
遺伝子は4つあるいは5つの記号の組み合わせで記されるのですが、それらが組み合わされることによって
タンパク質が作られます。4,5つの遺伝子ですが、100、200と組み合わせる種類を変えられるので
生成されるタンパク質の種類は無限、といってしまっていいでしょう。
そして、100個のもので構成される遺伝子があるとして、それから作られるタンパク質の種類は分かっていません。
記号を端から端まで読む、あるいは一部分だけを読むということですから推測はされますが
本当のところは誰も知らないといっていいと思います。
つまり、現段階において人類が知っているタンパク質の種類
(毒にも薬にもなるもの)は氷山の一角あるいは山に対する砂一粒といえばいいのでしょうか。
遺伝子の配列が分かっている状況でさえ、異常プリオンのようなものの発生原因、プロセスは分かってないわけです。
つまり、遺伝子組み換えした食物の中には食べると毒になるもの、食べたあと異常プリオンのような毒となるもの
あるいは世代が変わることによって遺伝子の変異がおこり、上記のような特性をもたらすものが発生することが
否定されないわけです。
(1)生態系への悪影響
(2)人体への悪影響
(3)ぼんやりとした不安
ってとこですか。
(1)はとりあえずは物理的封じ込めで何とかなる罠
(2)ヒトの健康に理論上は悪影響のない作物を設計しているわけだ。
予想外の事態が起こっていないか検証するためには、実際栽培して
マウスなどに食わせてみないとわからない。栽培が必要
(3)これはどうしようもない。ただし異常プリオンはできないと思うw
76 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:39 ID:Nc3eZukt
組み換えなどしないで突然変異をもとに品種改良した作物が、危険でないとは否定できない。
よって原種のみ食べるべきである。
プロ市民
昔は大学が住宅地に原子炉建てても文句出なかった。
科学技術への信頼感が揺らいできたんだろう。
78 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:41 ID:5vAG2MF1
>>73 「自然主義の誤謬」でぐぐってみると面白いよ
79 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:41 ID:Ejsd+qdt
74ですけど、説明があまり上手くなくて申し訳ないですね。
もうちょっと面白おかしく言えば、数億年にわたり行われてきた自然淘汰、進化の変遷をこの数年で起こそうとしているわけです。
もちろん、食物として口にする人類もその流れから逃れることはできません。
未知のタンパク質に対する対処法について人類は身につけてないわけですから。
武器だけ発展させて防御がおろそかな状況なんですね。
だから、ちょっと待てよ、と言う意見が出てくるわけです。
それでもやっていこうというのは食料危機、人道支援というキーワードが
あるからですけど、実際はお金の力の賜物なんでしょうね。
80 :
統合参謀本部長(本物):04/05/09 04:43 ID:yvAWRSU6
遺伝子組み替えの「ようなもの」
81 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:51 ID:MPFJXoe+
アイソトープ農場は文句言われないのかしらん
82 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:54 ID:0CUuHdy3
>>79 ブッシュ政権のラムズフェルド長官が、GMには一枚かんでるからな。
74は初歩の分子生物学・遺伝子工学の勉強をしてください
配列という概念がないようだ
84 :
名無しさん@4周年:04/05/09 04:59 ID:dpbLF7kc
まあ、人類の長い歴史の中で農産物の品種改良なんて腐るほどやってきたのにな
遺伝子改良はそれが直接的に行えるってわけで
まあ
>>79が言うようにそれが急激なものだから周りの生態系がついていけないってことか
85 :
プロのおじさま ◆13ThomasYo :04/05/09 05:00 ID:QFfDM4Ra
>>74 >つまり、遺伝子組み換えした食物の中には食べると毒になるもの、食べたあと異常プリオンのような毒となるもの
>あるいは世代が変わることによって遺伝子の変異がおこり、上記のような特性をもたらすものが発生することが
>否定されないわけです。
遺伝子組み換えしてなくても否定されないじゃねえか。
結局感情の問題なのだな。
87 :
74:04/05/09 05:14 ID:Ejsd+qdt
>>83 立体的な効果を忘れていませんか?
>>85 そうですよ。
そうだから怖いと考えるか、怖くないと考えるかは個人の知識、感情によるしかないですね。
問題なのはそういった変異が起きたときに対処する方法がないってことです。
いまでさえついていけてない変化の流れをあえて速くするかどうか。
ここがこの技術を推進するかどうかの分かれ目だと思います。
88 :
名無しさん@4周年:04/05/09 05:14 ID:T0V30xzy
とりあえず生物はアミノ酸を分解できるわけだから組み換えられた未知の配列
だったとしても対応できるのではないかと。
そのうち
土地が痩せたり、
土に還らない枝葉が堆積したり、
土壌細菌類が死滅したり、
砂漠化して水が土に蓄えられなくなって
コンクリートやアスファルトで田畑を塗り固める時代が来るな・・・
90 :
名無しさん@4周年:04/05/09 05:16 ID:suXUJSgg
>>88 でも異常プリオンってのもあるからね
ちょっと心配
91 :
プロのおじさま ◆13ThomasYo :04/05/09 05:19 ID:QFfDM4Ra
>>87 要するに、GMによるリスクは天然物や交配による品種改良とと大して違わない。
リスクの大きさは変化の速度とは相関がない。
個人の感情は主観でしかないので、何の根拠にもならない。
つまり、GMを推進しない理由はない。
でFA。
>>87 「遺伝子の組み合わせ」「タンパクの種類」「立体的な効果」って
具体的に何を指してるのですか
塩基配列とアミノ酸配列をごちゃごちゃして書かれているのでわけがわかりません
>>91 動物や昆虫等の遺伝子を
自分の遺伝子に取り込む
そんな植物があったら、
教えてほしい・・・・・
>>93 あるよ。ほぼ全生物で。まあ、運ぶのはウィルスだけど。頻度はしらん。多分低い。
>>94 それって、
プロモーターを連結せず、
人の手が加わっていないベクターで、
その感染した植物に発現するのか?
96 :
名無しさん@4周年:04/05/09 13:33 ID:n69xm7pn
>>52 など 「組み込んだ遺伝子が作るたんぱく質が危険かもしれない。
←組み込む
遺伝子による。プリオンを作る遺伝子を組み込むアホは居ない。
安全性・アレルゲン性、既知の遺伝子しか組み込まないという手もある。
>>56 など 「食糧危機は政治的な問題」
←地球の気候変動は無視ですか? 肥大化した砂漠で現代の小麦やコメが育ちますか?
政治家が何千年かかっても解決できないことを科学者がなんとかしてきている。
「どうせ金だろ」「ベンチャーがもうかるだけ」
←アメリカのベンチャーに人類の命運を握られるのを黙ってみていろとおっしゃるので?
97 :
名無しさん@4周年:04/05/09 13:36 ID:n69xm7pn
遺伝子組み換え技術はあくまで技術であって、使い方によって危険にも有用にもなる。
知識の少ない一般消費者が怖がるのは無理もないことかもしれないけれど、
かといって技術の研究まで弾圧するのは危険。
戦前の言論弾圧と大差がない。
農場全体をP2で保てるなら良いと思うけど
研究室でも組み替えはP2施設じゃねーと許されねーし>名目上は。
99 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:07 ID:oLLIJVmn
ヤバイ!大学ヤバイ!
「オイ!漏れてるぞ!」
「え!ヤバイ!早く止めろ!窓開けろ!」
「・・・黙っておこう、な・・・大丈夫だって、多分」
「・・・('A`)アハハハハハハ」
とにかく、大学近くの住民はもっと違うことに危機感を持つべきだと思います。
100 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:09 ID:Lkeeh8Da
東大の近くってだけで周りの農家の作物が買い叩かれるんだよ。
やるなら完全に密閉された空間で実験しろ>東大
101 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:15 ID:LKMFFBDT
70%エタノールがあれば大丈夫だろ?
102 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:18 ID:IdGmW132
プリオンだって自然に存在する物だからな
自然なら安全という考えの方が遙かに危険でDQN
103 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:32 ID:4DaH+sS5
農薬を使わない組み替え野菜の方がはるかに安全だと思うけどね。
ただ、予知できない危険性が怖いけどね。
104 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:32 ID:E1UBF/88
>>98 >>100 GM作物が実験室から出られないんなら、実験してる意味ねーじゃん。
それなりの審査で承認されたから、農場でやるんだろ?
良い事考えた
島でやれ!!
飛散の心配の無い無人島
渡り鳥が運びます
いまだに遺伝子組換え技術については偏見が根強いんだね・・・
気持ちは分からないじゃないけど、正直辛いな。
108 :
名無しさん@4周年:04/05/09 14:45 ID:IiQdoeMN
そう言えばRI施設を伴う農学部8号館がいつのまにか完成してましたね。
かなり周辺住民からの反発があったようですが。
そういや学部1年の時に原始的な大腸菌の遺伝子組み換え実験やったなあ。
生物実験は後にも先にもこれだけだ。
>>56 政治と宗教は過去のものとなりました。
科学と精神の時代がやってきたのです。
byネルー
110 :
名無しさん@4周年:04/05/09 15:44 ID:+uWmYusT
えっと
111 :
名無しさん@4周年:04/05/09 15:51 ID:h5/MgC6O
宇宙でつくれば問題なさそうですね
とりあえず月面に基地でもつくりますか
なんかイデンシとかいう恐ろしい人工的に生み出された病原体が、勝手に外へピョンピョン出歩いて、自然界を汚染していく。
こう思ってるだろ>世間
113 :
はにゃ?:04/05/09 16:08 ID:+uWmYusT
>>74 ツリだとは思うけど、生物学的に釣られてみよう。
>遺伝子はその個体の設計図といわれますが、それらはタンパク質の設計図であるゆえに
>その個体の設計図というわけです。
ゲノム ← 個体の設計図
遺伝子 ← タンパク質の設計図(ただし、遺伝子の定義は学者間でもかなり曖昧)
>たとえば河豚とかコブラのような神経毒をもった人間はいませんね。
フグ毒はタンパク質ではない。またフグが産生しているわけではない。
>それは遺伝子によって神経毒を作ることもそれらを無効化するものを作ることも設計されているからです。
>(これも現在そういわれているだけで、遺伝子のみと考えるのはよくないかもしれません)
プロモータ領域のメチル化あるいはDNAの立体構造による転写制御が、遺伝子以外の例かな
>遺伝子は4つあるいは5つの記号の組み合わせで記されるのですが、それらが組み合わされることによって
>タンパク質が作られます。4,5つの遺伝子ですが、100、200と組み合わせる種類を変えられるので
>生成されるタンパク質の種類は無限、といってしまっていいでしょう。
Uはほとんどの場合DNA中にはないので、ACGTの4塩基を考える。
ヒトの遺伝子領域は約30000と推定されていますが、実際はスプライシングバリアントによってバリエーションが増やされている。
>そして、100個のもので構成される遺伝子があるとして、それから作られるタンパク質の種類は分かっていません。
>記号を端から端まで読む、あるいは一部分だけを読むということですから推測はされますが
>本当のところは誰も知らないといっていいと思います。
えっと、これはGMに関してはありえない。組み替えをおこす領域の配列を知らないと、作れません。ただし、ヒトの体の中に入ってどのように作用するかということに関しては、実験できないからわからないけど・・・。
わかりにくい点とか間違いがあったら指摘してくださいませ。
↓ここでウマから一句。
115 :
はにゃ?:04/05/09 16:20 ID:+uWmYusT
>>93-95 水平遺伝ね。ヒトではゲノム決定の時に見積もりした論文があって、数%以下だったと思う。(論文があったのは本当だが、数値に関してはあいまい・・・)
116 :
名無しさん@4周年:04/05/09 16:36 ID:LPa/iEAB
まず近隣住民に遺伝子組換えをして
まともな知力を授けなきゃ。
これを機に組換え遺伝子をもっと工夫しろ。
GMは安直なんだよ。頭いいんだから。
118 :
名無しさん@4周年:04/05/09 18:07 ID:m2uCytNN
>66
>67
コシヒカリに限らず現在栽培されているイネはもはや自然界で自生する
ことはできません。生育には人間の世話が必ず必要になります。
高度に品種改良された結果、もはや自然界の植物ではなくなってしまったのです。
トウモロコシも同様です。品種改良を繰り返した結果、人間の手を借りなければ
生育できない植物になってしまいました。
これまでの品種改良が自然の範囲だなんて幻想にすぎません。
遺伝子の組み換えは自然界で普通に起きる現象です。人間はこれまでは
人為的に交配させることでその現象を利用してきました。
これからはそれを実験室で遺伝子工学を用いて行う、それだけの話です。
119 :
名無しさん@4周年:04/05/09 18:11 ID:pY72F7qr
バカに配慮して、国際競争に敗北していくわけね _| ̄|○ |||
バカバカ言ってる香具師はまさか研究者じゃないよな?
生態系・環境への影響・リスク管理についてどう考えてるの?
>>120 ウマァキチンと考えてるぜ。
GM作物業界じゃ
もう雨には勝てん
終了。
寧ろ危険提唱して禁止方向へ回ったほうが良い。
122 :
名無しさん@4周年:04/05/09 21:18 ID:SOic++Ij
>>121 下らない国際競争なんてものを理由に、これらの素晴らしい技術
の発展を禁止する事自体が馬鹿げている。それに、食物の遺伝子
組み換え程度で感情論的に反対していたら、この先にある人間の
遺伝子操作の実現が遅れるであろう事は容易に想像できる。
最近では、アメリカでクローン人間を作る事を法律で禁止すると言う
ような馬鹿げたニュースもあった。クローン技術は、人間の遺伝子
操作の前段階の技術としても大変重要なものと考えられる。
科学の発展において、感情論や倫理観そして、国際競争による
駆け引きなどと言う下らないものはただ邪魔でしかない。
もう、知らず知らずのうちに国産の食品には混ざっているらしいね。
124 :
名無しさん@4周年:04/05/09 21:41 ID:m2uCytNN
>>120 >> 生態系・環境への影響・リスク管理についてどう考えてるの?
生態系・環境への影響を考えるからこそ遺伝子組み換え食品が必要なのよ。
今後50年で地球の人口は60億人から90億人になると言われている。つまり
50年後には食物の生産量を現在の1.5倍にしないと全人口を食わしていくこ
とはできない。
作物の生産量を増やすには、(1)耕作地を拡大する(2)全世界が集約農業に
移行する(3)作物の品種改良する、の3通りが考えられます。
(1)については、地球上では肥沃な土地はもうほとんど畑になっているので
これ以上耕作地を増やすためには森林を切り開くかまたは砂漠を緑地化す
るしかない。つまり、環境や生態系を乱すことになる。
(2)については、高コストな集約農業を発展途上国にまで広げることは不可能。
つまり残された道は(3)しかない。
今後50年という期限付きで、これまでの1.5倍の収穫量が得られる作物を作ら
なくてはいけない。そのために科学者は安全で生産量が多い作物の作出を
目指して、遺伝子組み換え作物の研究をしている。
遺伝子組み換え=生態系を乱す悪魔の技術、では決してありません。
環境に配慮しながら生産量を増やすには、実は遺伝子組み換え技術がうって
つけなのです。
リスク管理に関しては詳しくないので議論は他の人に丸投げデス。
125 :
名無しさん@4周年:04/05/09 21:53 ID:C+3+bvTQ
理解が得られたとたんに、遺伝子組換えジャガイモ
が盗まれたりするかもね
126 :
名無しさん@4周年:04/05/09 22:00 ID:xoIKKvPf
>>121 欧州の発想だな。取りあえずそれでいいんでね?
127 :
名無しさん@4周年:04/05/09 22:01 ID:Um8cHfFX
TAKUMA
>>124 増えていく人口にあわせて食料供給も増やしてたら
際限なく人口が増えちゃうじゃねーか。
今の需給のバランスを保って人口減らしたほうが環境のためになるわ。
129 :
名無しさん@4周年:04/05/09 22:21 ID:n69xm7pn
>>122 俺は科学者(のつもり)だがヒトのクローンは反対だ
ってか、遺伝子組み換え作物の話をしているのにクローンとか言い出すなよ
ヒトクローンに賛成している一般人 << 組み換え作物に賛成している一般人
なんだからさぁ
130 :
名無しさん@4周年:04/05/09 23:09 ID:mN3qehlq
>>128 人口減らしの戦争が行われます。
だからそんなに増えないでしょう。
オレも生き残れるか分からんけどがんばる。
キミもがんばってね。
131 :
名無しさん@4周年:04/05/09 23:12 ID:rA01lbbi
未知の部分が多いから慎重にならざるを得ないだろう
昔から行われている原始的な品種交配だって、りっぱな「人為的
遺伝子組み換え」なんだけどね。分子生物学的な組み換えで
未知の毒物ができる心配をするなら、こっちのほうも同じように
心配して、野生種だけ食べるようにしなきゃね。
134 :
プロのおじさま ◆13ThomasYo :04/05/10 02:29 ID:+oUqFh59
>>133 生態系への影響は、交配による改良品種でもまったく同じ。
GM品種だけに着目する理由はない。
アクリルアミドが生成されないようなジャガイモができれば
安心してポテチ食えるのにな。
136 :
名無しさん@4周年:04/05/10 02:44 ID:dHrRINZ8
ねーねー、遺伝子組換とラジオアイソトープ、
どっちがヤバイ?
>>135 アクリルアミドが生成されなくてもポテチは食べないのが吉。
未だこの物質は発がん性があるんだかないんだかうやむやなままだ。
>>91 >>118 >>132 >>134 自然界で、種の壁を容易に越えて
イネ科トウモロコシ属のトウモロコシの遺伝子が
ナス科ナス属のジャガイモに導入するなんて事が起こるのか?
交配による品種改良は意図的であれ、自然界に順応して改良される。
そして順応できなかったものは淘汰され消えてゆく。
アメリカでは主に、遺伝子組み換え作物は家畜用に生産されて
人の口に入るようなものは輸出用と聞く。
そんな生産している国でも慎重になっているものを
日本が手放しで安心できるのだろうか?
もし、悪意のある者が生物兵器として
死に至るまで潜伏期間のある人類殺傷作物を開発していて
その種を判らないように蒔かれていたら
これほど脅威な事は無い。
焦らずに倫理と法と技術の基盤を固めてからでも遅くは無い。
今はまだ技術的にも未熟過ぎる。完全に隔離された研究施設位の段階だ。
国際競争云々という話もあるが、技術的な特許はほとんどアメリカが握っている。
日本の科学者は遺伝子関連の特許は取らない方向にあるとも聞いている。
食糧危機云々という話は、まず
減反政策や休眠農地、作付収穫枠、規格野菜や作り過ぎによる廃棄等、
矛盾した無駄を解決してからだと思われる。
140 :
名無しさん@4周年:04/05/10 17:58 ID:HEfBau78
>>138 「たら」「れば」だけで、何処にも本質には触れていないな。
お前のように倫理問題だの社会問題だの、はたまた思考停止
した文系のバカが作るような法律などという下らないものを重視
してるバカが多いから、科学技術の進歩が遅れるんだよ。
141 :
名無しさん@4周年:04/05/10 20:36 ID:G4cqAwgG
>>138 一応、マジレス。
自然界で、種の壁を容易に越えて
イネ科トウモロコシ属のトウモロコシの遺伝子が
ナス科ナス属のジャガイモに導入するなんて事が起こるのか?
↑
植物ウイルス経由があり得る。可能性は低いけれど皆無ではない。
交配による品種改良は意図的であれ、自然界に順応して改良される。
そして順応できなかったものは淘汰され消えてゆく。
↑
順応していないから、作物として重宝されるのでは??
アメリカでは主に、遺伝子組み換え作物は家畜用に生産されて
人の口に入るようなものは輸出用と聞く。
↑
アメリカでもちゃんと市販されているんですけど・・・。有名なのでは、トマト、ジャガイモ、トウモロコシ。
焦らずに倫理と法と技術の基盤を固めてからでも遅くは無い。
今はまだ技術的にも未熟過ぎる。完全に隔離された研究施設位の段階だ。
↑
どの段階になったら、倫理・法・技術的に納得していただけるのでしょう?
煽りではなくて、純粋にどう考えているのか知りたい。
日本の科学者は遺伝子関連の特許は取らない方向にあるとも聞いている。
↑
あの〜、これどこから聞いたのでしょう? 現実的に特許競争はものすごく激しいのですが・・・。
142 :
名無しさん@4周年:04/05/10 20:37 ID:ZLRetoZY
任 天 堂 利 権 に
ど っ ぷ り 浸 か っ た
京 都 府 警 は
俺 の ケ ツ を
舐 め ろ
W i n d o w s を 作 っ た
マ イ ク ロ ソ フ ト も 逮 捕 し ろ
>>140 お前は法律を軽視するのか?おそろしい香具師だな。
科学者やその成果を扱う企業家にもお前のような香具師がいると困るから
法律の制定とその遵守が必要不可欠なんだろ。
文系の妄想も障害なら邪な科学者も同じく科学技術の進歩を遅らせる原因だよ。
科学とそれを使う人間のギャップを埋めるには正しい教育と法の尊重に
よるしかない。
こんな危機感の無い日本じゃ
モンサント社の罠にかかる日も近いな…
145 :
名無しさん@4周年:04/05/11 00:00 ID:LiQgXsld
>>143 お前は本質が分かってないな。
科学技術は法律を守るために存在するのではなく、より良い未来を
築くために存在する。従って、思考停止した馬鹿な倫理学者や社会
学者などが、非論理的な感情論により、単に知らないものや未知な
るものへの恐怖、或いは新秩序への変革に対する不安などから、
未来の人類の恩恵の事など全く考えずに作成した、一時凌ぎの法律
など科学技術にとっては百害あって一利無しというのが実状だろう。
それに、いつの時代でもそうだが、革新的な科学技術の発見やブレイ
クスルーによる常識の転換などは、常に自由な発想から生まれるもの。
型にはめられた教育や保守的思考の基に作られた法律などに縛られ
ていては、革新的な科学技術の進歩など期待できない。
146 :
名無しさん@4周年:04/05/11 00:00 ID:cf8imVut
>>133 またえらく古いニュースですね。
現在では組換えた遺伝子の発現を制御することが可能です。
例えば、水と肥料で普通に生育すれば在来種と全く同じですが、
特殊な農薬で処理したときだけ組換えた遺伝子を発現させることが可能です。
このような組換え遺伝子は万が一拡散しても自然界に影響はありません。
また、何もある生物に別種由来の遺伝子を導入することだけが
遺伝子組換え技術ではありません。
ある生物がもともと持っている遺伝子のパーツの中から、
有用な部分のみを連結して発現させてやることが可能です。
例えば、ある生物がもともと持っているビタミン合成経路を活性化させて、
ビタミン含量を強化した作物を安全に作出できる可能性があります。
この方法では、植物の安全性に不安はありません。
遺伝子組換え技術はこれからの技術です。
安全性はどんどん向上していきます。
無理解からくる無用な規制が一番恐ろしいです。
住民をアホザルとしか考えない科学者が一番おそろしいです。
また、どんなに素晴らしい技術であっても周囲の同意なしに
突き進む科学者もおそろしい。
根本は、利益追求第一で無遠慮に高層マンションを建ててゆく
建築会社の姿勢と似ていると感じます。
これからの技術であるならばこそ、まだまだじっくりと安全性の
追求をしてほしいです。
目に見えず、しかも物の根本要素である遺伝子を組み換えられる
ことが恐ろしい、何が起こるかわからないというのが素人一般
の感覚ですからね。
科学者の方々はそのあたり、悪く言えば感覚のマヒ、良く言えば
創造主的な意識がどこかにあるのではないでしょうか?
神であるならば人に遠慮などしないでしょうが、科学者は人間
なのですから、同族に対して配慮してくれるはずと思いたいです。
素人一般の感覚喪失による規制無用論が一番恐ろしいわけです。
>>147 要約すると、なんとなく怖いから、よそでやれってことだよね?
149 :
名無しさん@4周年:04/05/11 01:26 ID:cf8imVut
>>138 > 交配による品種改良は意図的であれ、自然界に順応して改良される。
> そして順応できなかったものは淘汰され消えてゆく。
これは全く間違いです。自然淘汰に関係なく、人間に有用な品種のみが残ってきたのです。
> もし、悪意のある者が生物兵器として〜
生物兵器と遺伝子組換え作物は全く関係ありません。
生物兵器を開発しようと考える悪意のある科学者に法と倫理を説いても無意味です。
対抗できるのは悪意の科学者を上回る技術力だけです。
> 食糧危機云々という話は、まず減反政策や休眠農地〜
政治家に言ってください。
個人的な意見ですが、矛盾した農業政策が
研究開発を抑制する理由に当たるとは思いません。
例えば、自動車って危険ですよね。
事故は起こすし、排気ガスは出すし。
どんなに規制してもスピード違反はなくならないし。
それでも自動車がなくなってもいいと考える人はいませんよね。
それは生活に必須の技術だからです。
遺伝子組換え技術もいずれそうなります。
確かに遺伝子組換え技術にはまだまだ暗い面があります。
しかし安全性を確立する術は規制ではなく、さらなる研究開発です。
実験廃液だって隣で流さたら嫌だろう、いくらPRTRで管理してたって。
花粉が飛び散る組換え作物ならなおさら。
どっか僻地でやるしかないな。
研究者の方も書き込みしてるみたいだけど、なんか自分のイメージだと、
遺伝子組み替えは特許とかで一部の大企業が世界の農業をコントロールする
(一度その作物にしちゃったら永続的にその企業に依存しなきゃいけない)
ためのもの、という気がするんだけど、そのへん企業以外の研究者の方は
どう考えてるの?本当に全ての人類のためになるの?そもそも食糧危機というのは
食物の不足ではなく偏在であるという説もあるよね。先進国で捨てられる
食物で何人の飢えが救えるのか・・・。
152 :
白雉:04/05/11 01:49 ID:TbxbFC5F
>>151 >食物の不足ではなく偏在であるという説もあるよね。
その説は根本的に間違っている。
>先進国で捨てられる食物で何人の飢えが救えるのか・・・
ありえない・・・
153 :
名無しさん@4周年:04/05/11 01:59 ID:XoSSiYsF
154 :
名無しさん@4周年:04/05/11 02:00 ID:O2REddZB
コーディネイター・イモ
組み換えは医療分野で使うと良いよ。
あんま反感出ないし。
食べ物はチョット…ねぇ。
特許取り遅れたから。
>>152 根本的に間違っているとかありえないというなら、ソース出せよ。
ノーベル賞経済学者の説を一言で否定して自信満々のおまいに興味がある。
(ノーベル賞自体の価値で突っ込むなよ、つまらないから)
157 :
名無しさん@4周年:04/05/11 11:21 ID:WRPXIaSx
>151
遺伝子組み替えは特許とかで一部の大企業が世界の農業をコントロールする
(一度その作物にしちゃったら永続的にその企業に依存しなきゃいけない)
ためのもの、という気がするんだけど、そのへん企業以外の研究者の方は
どう考えてるの?
↑
研究者として個人的な意見。現実的に国際的な特許競争はなくならない。
もしこのままほっておくと、技術の一企業独占(モンサントがいい例)になってしまう。だから、日本も国際特許をたくさん取ってそれに対抗することが、独占を防ぐ現実的手段では。たとえ特許が金がある企業に買われたとしても、対価は手に入るわけでしょう。
本当に全ての人類のためになるの?
↑
はっきりいいます。全ての人類のためにはなり得ません。これは、科学に限らず法律・政治・宗教等どんなものでも当てはまる。ただし、科学技術の発展に関しては、今後取り得る選択肢を増やせるという役割はあると思う。
>>146 だから危険を考えるからこそ対策してるわけでしょ。
第一、遺伝子組み換え技術自体を否定しているわけではない。
その実験の構えに危惧を覚えているわけだろう。
ここで アホが邪魔するな だの言ってるやしは
弊害なんか知ったことか、という態度が見え見えなのでね。
そうなんですよ。研究を続けることを規制してやめさせろと言っているのでは
ないんです。安全性が確立されるまでは、取り返しのつかない事態に
ならないように隔離してやって欲しいということなんですよね。
160 :
名無しさん@4周年:04/05/11 23:55 ID:cf8imVut
>>158 >その実験の構えに危惧を覚えているわけだろう。
耳に痛いお言葉です・・・。
私が「無理解からくる無用な規制」と書いたのは、
決して「アホが邪魔するな」という意味ではございません。
世間一般では遺伝子について大きな誤解をされている方々がいらっしゃいます。
アメリカの世論調査では、通常の食品には遺伝子は含まれておらず、
遺伝子組み換え食品にだけ遺伝子が含まれていると考えている人が
約7割にのぼるという結果がでたと聞いております。
明らかな誤解による、本質とは異なる議論によって
あらぬ規制をかけられることを心配しているのです。
理解を得る努力をしない研究者側の対応が悪いのもわかります。
しかし、「弊害なんか知ったことか」などど考える研究者は決していません。
>>149にも書きましたが、遺伝子組換え技術の安全性を確立する術は規制ではなく
さらなる研究開発であると、私は信じています。
もう少し、研究者を信用して見守って欲しいです。
閉鎖系でならべつにいいんでしょ。地域全体が実験室じゃないんだから。
151です。157さん、レスありがとう。
確かに1社に特許を握られないために対抗してこっちも取れるだけ取っておくと
いう考えはわかります。そういう目的を持って研究している方もいるんですね。
ただ、世界的に見たら現状アメリカの支配下にあるような
日本がいくら特許を取っても、対外的に見たらアメリカが独占するのとあんまり
変わらないような気もしないでもないですが。もちろん日本の利益には
なりますが。
あと、全ての人類のためになる、という言い方はおおげさでしたね。
もちろん全てというのは無理でしょう。しかし1社、1国独占のような
状態になってしまうと、全体で見たら人類にとってむしろマイナスになり
そうで心配だなあと言う気持ちがあるのですよ。
もちろん日本の利益だけを考えてればいいという考えもあるでしょうがね。
ただ、できれば科学者の方には国境を越え、人類共通の利益のために
頑張って欲しいなあと思っているので(理想論かなあ・・)
163 :
名無しさん@4周年:04/05/12 09:03 ID:vo7l831i
>>162 特許取得は金銭的な利益を得るだけの目的ではなく、
特許フリー、または安い特許料にして公的な目的の為に使ってもらうこともできます。
164 :
名無しさん@4周年:04/05/12 09:05 ID:W+sQm7vK
元フォックス・ハウンド隊員とゲノム兵による農場占拠事件まだ〜?
165 :
名無しさん@4周年:
特許権は、欧米がアジアアフリカとかにカネが流れないようにする
目的で作られたシステムなんだから。