九大教授がセクハラ? 本人は否定 学生ら四十数人告発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040417-00000017-nnp-kyu 九州大大学院人文科学研究院(福岡市東区)の男性教授(58)がセクハラ行為を繰り返したとして、
同大学院の院生や学生、卒業生の男女四十数人が同大に告発したことが十六日、分かった。
教授は行為そのものを否定しているが、同大は「正常な教育を行える状態ではない」として四月以降、
教授に対して(1)共同研究室の入室(2)講義、演習(3)学務関係活動の関与(4)大学院生の指導教官としての職務
―を禁止する異例の措置を取った。
同大によると、大学院生らは昨年十二月末、被害を訴える連名の文書をセクシュアルハラスメント等対策委員会に提出。
女子学生は「研究室に呼ばれてキスを迫られた」「飲み会で太ももを触られた」などとしており、
精神的苦痛で体調を崩したケースもあったという。
男子学生からも「就職指導で『君には無理』と露骨に言われた」など、
教授の権威を利用したアカデミックハラスメントを訴える内容もあった。
卒業生の訴えには「十数年前のものもある」(同委員会)という。
(西日本新聞)