★不法残留のガーナ人男性逃げる 名古屋入国管理局が発表
・名古屋入国管理局は5日、入管法違反(不法残留)の罪で身柄を
拘束していたガーナ国籍の男(28)が逃走したと発表した。腹痛を
訴えたため、病院で治療を受けさせ、車で同管理局に戻る際、
逃げ出したという。田平啓剛次長は「今後このようなことがないように
最善を尽くしたい」と陳謝した。
逃走したのは名古屋市中区栄1丁目、解体作業員ニモ・クワック容疑者。
愛知県警が逃走容疑で行方を捜索している。
同管理局の調べでは、ニモ容疑者は5日午後4時ごろ、「胃が痛い」と
同管理局の職員に訴え、近くの愛知三の丸病院で診察を受けた。
約1時間後、同管理局に戻るため、車の後部座席に乗せる最中に
手錠姿で裸足のまま、走って逃げた。3人の職員が付いていたという。
ニモ容疑者は昨年9月、短期滞在ビザで入国。同12月に滞在期限が
切れたが、不法に日本に残っていた。同管理局は今年3月中旬、名古屋
地検岡崎支部から身柄を引き取り、3月22日付で退去強制が決定していた。
http://www.asahi.com/national/update/0406/001.html