台湾、陳水扁総統が銃撃され負傷

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723陳水扁
この手紙をもって僕の総統としての最後の仕事とする。
まず、台湾の情勢を有利にするために、アメリカ合衆国に直接介入をお願いしたい。
以下に、台湾正式独立についての愚見を述べる。
台湾の正式独立を考える際、第一選択はあくまで戦争であるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであるように、総統選運動の時点で銃撃や
テロをしかけられる非常事態がしばしば見受けられる。
その場合には、国家総動員による総力戦が必要となるが、残念ながら未だ満足の
いく成果には至っていない。
これからの独立運動の飛躍は、戦争以外の手段の発展にかかっている。
僕は、君がその一翼を担える数少ない政治家であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
君には台湾の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、中華人民共和国による影響がこの台湾からなくなることを信じている。
ひいては、僕の屍を防腐乱処理の後、レーニンのように永久保存して神格化して欲しい。
屍は生ける師なり。
なお、自ら台湾正式独立の第一線にある者が警戒を怠り、治療不能の負傷で死すことを心より恥じる

                            陳水扁