【社会】"ネギだく発祥の地" 牛丼求める旅人、築地の吉野家を目指す

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1☆ばぐ太☆φ ★:04/03/04 20:15 ID:???
★食べたい人は築地を目指す 奮闘する「牛丼」1号店

・街の牛丼チェーン店から、牛丼が大方姿を消して約1カ月。
 朝7時、東京・築地市場内にある吉野家は15席しかない。いつもは市場の
 男たちでいっぱいになるが、このところ「一見さん」が目立つ。

 フリーターの瀬戸口佑也さん(23)は、久々に大盛りと向き合っていた。
 前の晩、寝付けないでいるうちに「どうしても牛丼が食べたくなった」。悶々と
 したまま朝を迎え、東京・国立市から始発電車で来た。
 「週2」は欠かさなかった。2月11日のファイナルデーは、新橋店で迎えた。
 初めての築地店。店員の素早さにまず「さすが」とうなり、あの味を堪能した。

 長崎県・波佐見焼の陶芸家橋本和也さん(39)は、仕事で上京した機会に
 立ち寄った。  東京都台東区の清掃業小川恵一さん(37)は、長男(5)を
 朝5時に起こして登園前に連れてきた。仲良く並盛りを食べて記念写真も撮った。

 「百年以上にわたり守り続けてきた鍋の火を、なんとか絶やさずに大切に
 していきたいと考えました」。店にはこんな張り紙がある。
 1899年創業の吉野家は市場とともに1926年、築地に店を構えた。つゆが
 多めの「つゆだく」や「ネギだく」などこだわりの品々もここで生まれた。

 「牛丼を除いた吉野家は、最もホットな後発の挑戦者」
 安部修仁社長は、会社の現状をそう評する。

 業界2位の「松屋」は「『豚めし』が好調。売り上げは全メニューの5割近い」。
 3位の「すき家」でも、「豚丼」が牛丼にかわる主力となった。
 4位の「なか卯」も、牛肉に万が一の事態が起きた時のために開発していた
 「豚どんぶり」を満を持して投入した。
 5位の「神戸らんぷ亭」は、豪州産牛肉で「牛どん」主義を貫く。 (一部略)
 http://www.asahi.com/national/update/0304/032.html