【社会】「よだれあっても、犬のように菌はない」 先生発言で、妹が不登校に…奈良

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【社会】差別発言:不登校の少女、市長に「たすけて」と手紙
奈良県天理市の市立小学校3年の女児(9)が担任の男性教諭(47)の差別的な発言が原因で
半年以上も不登校になっている問題で、女児は昨年11月、南佳策市長あてに
「どうかたすけてください」と直訴する文書を送っていたことが13日分かった。
女児は保護者に「誰も守ってくれない」と訴えているという。

保護者によると、女児は市政に対する意見や要望を募るため市庁舎に置かれた
「かがやきポスト」を通じて投書した。
保護者が、事態が改善されずに登校できないままの状況を打開しようと、
「最後の頼み」として子ども自らが市長へ投書してみてはどうかと持ちかけた。
女児は「私、書く」と言ったという。

投稿で女児は、学校に行けない理由を「たんにんの先生におねえちゃんの事で
クラスのみんなの前でかなしい思いをさせられ、そのあとうそもつかれて、
さいごまでうらぎりつづけられたからです」とし「まわりの人たちは何もしてくれません。
いったいわたしはどうしたらいいのでしょうか。市長さんに会って話しを聞いてもらいたいです」
と訴えている。また最後に「お母さんもいっぱいきずついています」と親を気遣っている。

南市長は2週間後に返事を郵送。この中で「(教育)委員会や学校に課せられた
緊急の課題として取り組んでいるとの報告を受けています」とし
「(関係者が)十分誠意をもって話し合いを進められるべきと思い、委員会に伝えています。
早く良い結果が出ますように関心をもって見守っていきます」などとしていた。

保護者は「クラスの中には、娘がわがままで学校を休んでいると思っている子もいるようで、
校外で友だちから『早く先生を許してやれば』と言われてまた傷つき、
帰宅して泣きじゃくることもある。見るのがつらい」と話している。

南市長は毎日新聞の取材に対し「いろいろなしがらみがあってうまくいっていないようだが、
市長という立場上、影響が大きいので(返信の)文面以上のことは言えない」としている。

記事の引用元:http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040214k0000m040136000c.html