坂口厚労相、博打からも年金保険料の徴収を検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040207-00000218-kyodo-pol 坂口力厚生労働相は7日夜、三重県四日市市内で開かれた公明党国政報告
会で、年金、医療、介護の将来の財源について「フランスは会社負担や働い
ている人の給料だけでなく、父母からの相続や株、ばくちなどの所得にも
(保険料を)掛け、広く薄く徴収する体制をとっている」と指摘。「日本も
少し考えていかなければならない」と述べ、個人の総所得を考慮した負担の
検討も必要との考えを示した。
現在、サラリーマンが加入する厚生年金の保険料は給与とボーナスだけが
対象になっている。
また、厚生年金の保険料に関して「今回の年金改正関連法案では厚生年金
の将来の保険料上限を18・30%としたが、2010年に男女の同一水準
の賃金が実現したら保険料は3%くらい下がり、15−16%払ってもらえ
ば十分になる」との試算を明らかにした。(共同通信)
[2月7日22時48分更新]