【社会】中3長男虐待 「生徒のために」義援金の申し入れ相次ぐ 大阪

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長男診察の医師「5分遅かったら死んでいた」 岸和田・中3虐待

大阪府岸和田市の中三長男虐待事件で、意識不明の重体が続く長男(一五)を診察した
小児法医学専門の河野朗久医師(四二)は一日夜、産経新聞のインタビューに応じ、
「通報が五分遅れていたら(長男は)死亡していた」などと語った。
河野医師は児童虐待問題の専門家でもあり、今回の事件について、
「学校や児童相談所はもっと機能的に動くべきだったし、地域にも責任がある」と指摘。
「大人には子供を幸せにする義務がある」と訴えた。
河野医師が主治医から相談を受けて長男を最初に診たのは昨年十一月四日。長男が保護された二日後だった。
「体内のエネルギーを消費し終えており、最低三カ月以上、何も食べていないだろうと判断した」という。
裁判所の鑑定許可後に診察したのは同七日。その後、身体的虐待について、
「(二男と長男の)二人の体重が同じ時期から低下していることを確認し、
食事制限による身体的虐待がなされていると考えた」という。
今後の長男の容体については、「厳しい。ただ子供の場合、劇的な回復をするケースもあるので期待したい」。
一方、今回の虐待事件について、
「中学生に対する身体的虐待という点で極めて珍しいケース。われわれの常識が覆された格好だ」としながらも、
「特に学校には異常サインを見抜く目をもってほしかった。
長男がやせていることを見て虐待という認識を持てていれば、手を打つことができたはず」と話した。