【経済】第3世代携帯の「FOMA」が200万台を突破

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186名無しさん@4周年
日経コミュニケーション1/27号 NTTドコモの立川社長 インタビュー その1

--2004はPDCからFOMAへのバトンタッチの年か
本格的なバトンタッチの年ではない。当初に立てた計画のちょうど1年遅れだが、
ここまま2006年までにFOMAを2500万に持っていければいい
それなのに「ようやく100万」とか「200万に上方修正」とかの報道に躍起だ
結局は我々の既存のユーザが移るだけの話に、あんまり騒ぎ立てられるのは気に入らない
本音を言えばあまり急速にFOMAに移行してもらっても困る
PDCネットワークの設備償却があるからだ
2006年にFOMA、PDC半々になるよう進めているのはそのためだ
187名無しさん@4周年:04/01/30 21:16 ID:Tf5VUZ7h
日経コミュニケーション1/27号 NTTドコモの立川社長 インタビュー その2

--純増数を見ると昨年からauがかなり追い上げている
純増だけでガタガタ言い過ぎだ。携帯電話ユーザーは今、8000万近くいる超巨大市場
表面の一部が変化したくらいでそんなに騒いでどうするんだ
まあ確かにauの努力はほめてあげないといけないと思うがね
ただし我々も新規のユーザをすべて捨てていいと考えているわけではない
新規利用者の半分は獲得するよう指示している
auは3Gが1000万突破だと皆さん騒いでいるが、あれは技術的には2.5世代のようなもの
しかも新規契約者はそれしか選べないのだから
188名無しさん@4周年:04/01/30 21:17 ID:LFHqdKoi
日経コミュニケーション1/27号 NTTドコモの立川社長 インタビュー その3

NTTドコモはPDCと、技術的に大きく飛躍した3Gとの間をうまくつないでいく
我々には昨年まで投資してきたPDCのネットワークがある
それをある日突然切り替えるようなばかなことはしない
PDCも今後10年は使って、投資分を回収しながら償却していくつもりだ
その間に3Gを少しずつ立ち上げて採算ラインに持っていく
単年度黒字化は2006年くらいになるだろう
繰り返すが、月間純増数よりトータルの契約者をどう維持していくかが重要だ
どの事業者も、たくさんお金を払ってくれる「いいお客」だけ確保したい
NTTドコモの客はいい客が多いので、我々は防御に忙しい。守るのは大変なんだよ
189名無しさん@4周年:04/01/30 21:20 ID:CAs6JjPL
日経コミュニケーション1/27号 NTTドコモの立川社長 インタビュー その4

--auは定額パケットサービスを始めたが、これには反対の立場をとるのか
当然だ。移動通信で使う周波数は全体的に足りない
特に3G用の周波数は足りない。
そのために新しい周波数帯を探して世界で標準化しようと急いでいる
ITUに働きかけているのはほかならぬ日本だ
その日本において特定の人が特をするような使い方をしていいのか
そんな余裕があるのかと言いたい
だから他社の定額サービスに追随する気は全くない
今後、周波数を確保できればいいが、そんな展望はまったく開けていない

なお「地球の歴史から見たらFOMAの1年や2年の遅れなど微々たるもの」
取材中、立川社長は笑顔でこう話したそうです