★予防接種のB型肝炎感染訴訟、国が上告へ
乳幼児期の集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染させたなどとして
国に賠償を命じた札幌高裁判決に対し、国は28日、上告する方針を固めた。
集団予防接種と肝炎感染を巡って国家賠償を求めた全国唯一の訴訟で、
一審では原告の請求は退けられたが、控訴審では男性5人の原告全員について
予防接種と感染の因果関係を認めていた。
国は「因果関係の立証が十分でない」などとしている。判決では5人のうち、
2人については因果関係を認めながら、民法上の賠償請求権が消滅する除斥
期間(20年)を経過しているとして請求を棄却したため、2人は27日に上告。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040128AT1G2801528012004.html