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>>359の続き)
それでも輪は静かに広がった。関西の予備自衛官からは運動を始めたいとの申し出があった。
旭川市の留守家族支援チームでは、担当職員の一部が胸にリボンを着けている。
旭川の経済人有志が呼びかけた「黄色いハンカチ運動」も徐々に全国に広がっている。
事務所に届いた賛同の電話やメールは100件を越えた。
一方、運動の広がりを警戒する声もある。24日旭川市内で開かれた派遣反対派の集会で
主催者の実行委員会メンバーは胸に「白いリボン」を着けて現れた。
「派遣自衛官の無事は祈るけれど、私達はそもそも派兵に反対の立場」。
実行委員会の一人で旭川市議の久保厚子さんはこう説明し、危惧する。
市民がこぞって「黄色」に染まれば異論が覆い隠されてしまいかねない、と。