★米イラク調査団長辞任、大量破壊兵器はないとの認識表明
[ワシントン 23日 ロイター] デービッド・ケイ米中央情報局(CIA)特別顧問は
23日、イラクでの大量破壊兵器捜索を統括する調査団の団長を辞任した。
ケイ氏はロイター通信との電話取材で、イラクに大量の生物化学兵器の備蓄は
ないとの認識を表明。
「湾岸戦争(1991年)終結後に生産された大量破壊兵器の備蓄が取りざた
されているが、わたしは90年代に大規模な生産計画はなかったと考えている」と
語った。
イラク戦争の大義として大量破壊兵器の脅威を強調してきたブッシュ政権に、
ケイ氏の主張は真っ向から挑んでいる。
CIAは後任として、元国連武器査察官のチャールズ・ドルファー氏を任命した。
REUTERS
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=topnews&StoryID=4199202