798 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:04/01/23 22:52
>>790 クルーグマンの『「ニッポン」経済入門』によると、日本のインフレ
ターゲット導入に反対している勢力の急先鋒は中華人民共和国らしい。
ターゲットインフレ率>初期インフレ率のインフレターゲットを導入
すれば確実に円安になるが、中国がそれに反発し、もし決行しても
報復して元を切り下げる(固定相場と元持ち出し規制を維持)する
ことが予測されるため、例えばアメリカの当局などもその煽りを食う
ことを恐れていたりするんだと。
この、自らのならず者ぶりを保持したうえで国際社会を盾にして脅す、
邪魔する、というやり方は、敵国条項を利用した圧力なんかにも
共通する中国の通常戦法だろう。
加えて、よく言われることだが、日本の政治家や官僚やマスコミは
中国当局に完全に自分や身内のスキャンダルやら弱味やらを押さえ
られているため、中国の求めてくる反インフレターゲットには
逆らえないのかもしれない。
たしかに、中国マンセーをやってる日経・朝日・毎日なんかは特に
反インフレターゲットだし、インフレターゲット導入(日銀法改正)
派の議員のスキャンダルはよくクローズアップされるように思う。
すると、金融政策をインフレターゲットにシフトするために必要な
ことは、国民が反中華人民共和国で一致団結し、国民の政治家など
への評価を反中華人民共和国であることを絶対条件にした辞書式選好
として持つようにし、敵国条項(短期的なものなら中国はいつでも
日本を軍事攻撃できる)を失笑しつつ無視する大胆さを持つこと
なのでは?