3日の軟着陸成功以後、順調に火星表面で活動していた米国の探査車
「スピリット」からのデータ送信が突然途絶し、24時間以上も意味の
ない信号だけが地球に届く異常事態が発生した。スピリットの活動を
担当している航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)の
科学者らは21日夜から22日にかけ、交信再開を目指して原因究明を
急いでいる。
カリフォルニア州パサデナにあるJPLの火星探査責任者の一人、ピート
・タイシンガー氏は22日の記者会見の冒頭、「スピリットに非常に
深刻な異変が起きている」と発表。前日以来、スピリットからのデータが
届いていないことを明らかにした。
引用
http://www.asahi.com/science/update/0123/002.html