( ゚ペ)ノ<鉄道利用者 路線で色彩 関西の4000人調査
阪急神戸線や近鉄南大阪線は学生、京阪本線は主婦層の利用が目立つ−−。関西の
鉄道路線について、JR西日本のグループ会社が調べたところ、利用者層にこんな傾向が
あった。調査担当者は「地域の特性の違いを知る手がかりになるはず」と話している。
広告会社ジェイアール西日本コミュニケーションズ(ジェイコミ、大阪市)が、関西在住の
15〜59歳の男女4千人を対象に01年3月にアンケート。主要15路線の利用者について、
年齢、職業などの構成比を分析した。
大阪−神戸間で競争する阪急神戸線と阪神本線を比較すると、「勤め人」(主にサラリー
マン)が占める割合は、阪神63.4%、阪急54.7%と差があった。一方、阪急は学生が
20.5%を占め、同12.9%の阪神に比べて高かった。
大阪−京都間の阪急京都線と京阪本線では、学生層と主婦層の割合に差があった。学
生は阪急が17.7%で約3ポイント高かった。逆に、主婦は京阪が10.6%で約2ポイント
上回った。
神戸、大阪、京都を結ぶJR東海道線(神戸・京都線)では、サラリーマンが65.6%で、
競合する各私鉄に比べると2〜11ポイント高かった。一方、学生や主婦層は比較的少な
かった。
消費(購買)意欲が盛んとされる20〜30歳代の女性の比率は、近鉄南大阪線28.6%
▽京阪本線22.8%▽JR阪和線22.7%▽大阪市営地下鉄谷町線21.4%−−の順
だった。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200401080011.html