【科学】科学ニュース総合スレッド★17

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113たちこま

『妊娠率3倍、受精卵の「卵管内移植」 』
 体外受精でもなかなか妊娠しない不妊の女性は、受精卵を子宮ではなく卵管内に移植する「卵管内移植」
だと妊娠率が約3倍に高まることが、セントマザー産婦人科医院(北九州市)の田中温院長の研究で
分かった。
 受精卵は通常、子宮に到達する前に卵管で育つことから、子宮に直接入れる一般的な方法に比べ、
この方法では良質な受精卵になると考えられる。この移植法は、腹腔(ふっくう)鏡を使うことから、
体の負担が大きく、ここ10年ほどほとんど使われなかったが、再び脚光を浴びた形だ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040113so13.htm

『筋肉作るタンパク質を確認 筋ジスの合成DNA治療』
 神戸大医学部(神戸市)の松尾雅文教授(小児科)らは13日、進行が早く20歳前後で死亡するケースも多い
デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の小学4年男児(10)に対する合成DNAを使った世界初の治療で、筋肉を
形作るタンパク質「ジストロフィン」の生成を確認したと発表した。
 正常なジストロフィンとほぼ同じ機能を持つとみられ、松尾教授は「予想以上の成果で症状の緩和が期待
できる。今後も週に1度のDNA投与を続け、経過を見守りたい」としている。
 松尾教授によると、男児はジストロフィンをつくる遺伝子の働きに異常があるため、昨年10−11月に計4回、
合成DNAを投与。遺伝子の働きに変化が見られ、その後の上腕筋肉の検査で、ジストロフィンの生成が確認
された。これまでに副作用は見られないという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000198-kyodo-soci