日本経済不振の遠因は米ソ冷戦の終結だ。
ここで輸出により外貨を稼ぎ石油や小麦、大豆を買う
日本方式の無防備な国家経営モデルが米国から叩かれた。
それで経済が不振になった。
米ソ冷戦の時代は貿易摩擦が日米間で問題になる前に
米国国務省(日本の外務省にあたる)が日本側へ有利になるよう
その貿易摩擦を思いやりのある政治力でたくさん握りつぶしてくれた。
時代は変わり米ソ冷戦が終結すると、
米国は経済優先になり薄汚い政治力で日本を叩いてきた。
国際政治というのはそういうものだ。
たとえば、冷戦もいよいよ終わるころから米国の歴代政権のやったことといえば
・日本企業へ海外現地生産を義務付け
日本国内の労働者を餓死させる
・ビジネスモデル特許や根幹科学技術特許などで
日本方式の改良改善を封じる
・1994年10月21日米朝基本合意で約束した支援を
米国側は一方的に停止し、北を核開発へ再び追い込んだ
・1990年代、中国へ核弾頭小型化&
大陸弾道弾ロケット誘導技術など与える
・1995年4月19日1ドル79円75銭という
実体経済とは異なる政治力による嫌がらせをする
・スーパー301条スペシャル301条
http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/n_america/us/html/about_nte.html ・米国はあちこちでFTAを結び
日本のアジア経済展開を強権中止させる
日本の経済屋が気が付かないところで国際政治の包囲網ができている。