【政治】「日本、将来核武装も」 米政府機関2020年国際予測 公的文書、異例の言及 ★2
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名無しさん@4周年:
無茶な言いがかりの歴史の例 〜地中海の有名な昔話〜
紀元前264年〜紀元前201年、
新興ローマは経済大国カルタゴを邪魔者扱いする。
ギリシア植民市メッシナを巡る争いが発端となり
第一次、第二次ポエニ戦争においてローマが連勝する。
負けたカルタゴは軍隊を自衛の範囲まで大幅にカットされ、
50年分割の巨額の賠償金をローマへ支払うことになる。
加えて、ローマの開戦許可手続きのない戦争も禁じられる。
紀元前187年、軍備費の要らない敗戦国のカルタゴは
経済大国へと再び復活し、50年間割払いであるはずの賠償金の
残額をその余ったお金で一気に完済するとローマへ申し出る。
(いくら叩いても不死鳥のように蘇るカルタゴの経済力にローマは羨望と恐怖心を持つ。)
するとなぜか、
カルタゴの隣国ヌミディアがカルタゴの領土を侵略する。
カルタゴはローマに調停を頼むが黒幕のローマは取合わない。
ついに、カルタゴと隣国の間で戦争が起こりカルタゴは敗北する。
カルタゴの行った自衛戦争はローマの事前許可のない戦争であり
条約違反なので、ローマは敗北したカルタゴへ宣戦布告する。
カルタゴはローマの許しを得ようと300人の貴族の子供の人質と
20万人分の鎧、投げやり、投げ矢、2000の石弓すべての武器を差出す。
すべての武器を捨て戦う意志のない姿勢を見せる姿にローマの返事はこうだ。
「我々は、カルタゴの街を根こそぎ破壊することに決めた。
カルタゴのフェニキア人には、今の街より10マイル内陸部に
新しい居住地帯を造る許可をしよう。返事の猶予期限は30日間だ。」
紀元前149年〜紀元前146年 第三次ポエニ戦争(一方的な虐殺)
ローマはカルタゴの海洋民族フェニキア人を民族浄化で断種する。そのあと、
都市を何もない更地にまで破壊し、高価な塩をまくことでカルタゴを不毛の土地にする。
古代フェニキア人の伝統文化は徹底的に破壊されたため記録がほとんど残っていない。