【社会】武富士、賞与支給の際、武井容疑者の実績を強調する社内放送
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名無しさん@4周年:
サラ金は今どうなっているのか
「エコノミスト」2001年6月12日号
青森県の武富士弘前支店に押し入った強盗は、
要求を拒まれガソリンをまいて火を放ち、5人の命を奪った。5月8日のことだ。
事件直後に、東京証券取引所で記者会見が行なわれている。事件ゆえに、ではない。
決算発表で今年も??胸を張る?@\定だった。
消費者金融最大手の武富士が、経常利益707億円を出して都銀トップを抜き去ったのは、
94年3月期決算においてである。土地幻想に自縄自縛されて銀行が不良債権づくりに??励んで?≠「たとき、
もっぱら個人や零細企業への小口融資(リテール)という隙間業態を消費者金融が担い続けた結果だ。
会見で武井保雄会長(兼社長)は、
「うちが貸した人たちは皆様、きちんと返してくださる」と誇ってみせた。本当だろうか。
今や銀行もカード会社もリテール事業を行ない、それへの対抗策として消金各社は、
なりふりかまわぬ無人店舗を猛スピードで増加させてきた。
次に来るのは何か。小口不良債権(借金苦)の大出現である。
「毎月最低限の返済すらできなくなっている者」の名簿提出を捜査本部が求めたところ、
何と1000人もいたということだ。
顧客の実に14%に相当する。
しかもこれは「30代から40代の男性だけ」に限っての数字だ。
かつてサラ金地獄と騒がれた83年時の比ではない。
京都のメル友殺人事件の容疑者も、100万円を消金に借りて返せなくなっていた。
おそろしい事態がこの国で進行している。