清水寺の仁王門化粧直し 4年ぶり修復工事終わる
京都市東山区の清水寺で、正門「仁王門」(重要文化財)の修復工事が約4年ぶりに
ほぼ完了し19日、記念法要が営まれた。
仁王門は室町時代、応仁の乱で焼失し、現在の門はその後間もなく再建された。
檜皮(ひわだ)ぶき、2階造りの楼門で高さ約14メートル、正面の幅約10メートル、
奥行き約5メートル。朱色の塗装から「赤門」とも呼ばれる。
清水の舞台とともに寺のシンボルだったが、柱が傾くなど老朽化が進んだため、
京都府教委が1999年8月から解体修理を行っていた。
工事では屋根をふき替えたほか、基礎部分や柱などを耐震補強。
朱色も鮮やかに塗り直した。総工費は境内の別の建物の修復費も合わせ約8億7000万円。
法要は同寺の森清範貫主や信者ら約200人が参加して仁王門前で営まれ、
信者らがくぐり初めをした。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000089-kyodo-soci