【なにわ】守れ!浪速の風物…店主ら「カラオケ屋台」存続訴え[11/17]

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1帰社倶楽部φ ★
大阪市天王寺区の天王寺公園で無許可営業しているカラオケ屋台9店に対し大阪市が撤去を
勧告したため17日、店主や支援者ら約50人が市役所を訪れ屋台存続を訴えた。

カラオケ屋台は通称「青空カラオケ」と呼ばれ、公園沿いの歩行者専用道路約400メートルに
わたり、プレハブ造りの建物が点在する。
それぞれカラオケセットがあり、1曲200円ほどで客に歌わせている。

市側は、敷地を不法占拠しているとして9店に撤去を求め、17日までに店主側に弁明の機会を
与えたが、店主側は弁明書の提出を拒否。
市は今週中にも都市公園法に基づく撤去命令を出し、自主撤去に応じなければ、
12月中ごろに行政代執行をする予定。

この日、約650人分の署名を携え陳情に訪れた、店主らでつくる「青空協同組合」の
山本一夫会長(73)らは「約20年もここで生計を立ててきた。撤去と言っても時間がかかる」
と訴えた。
また店主側は「青空カラオケは市民に憩う楽しみを提供し、
全国的にも知られた浪速の風物のひとつとして定着している」と主張している。

市側は、大音量によるカラオケ騒音への苦情が多いほか、道路の整備工事の支障になるため
10月初旬から撤去を勧告していた。

[産経新聞](11/17 19:42)
http://www.sankei.co.jp/news/031117/1117sha083.htm