7 :
名無しさん@4周年:03/11/13 07:32 ID:G3Cl/QWd
>>1 2週間くらい前にニュースになってましたな。
使用原理上、逆流はない、ということで滅菌は要求されてなかったんですが、
採血後に真空管をつけたまま駆血帯を外す、とかいうおぽんちなことをすると
逆流が起こるので滅菌せぇ、と。
実際北米では感染源になりうるので全て滅菌して用いているわけですが、
これはあちらでは個々の医療者の手技のレベルを信用していないからでも
あります。
因みに真空採血管はとても普及している医療器具で年間およそ3億本が
消費されています。(ソースはNHK)どの位の負担になるのかな?
#真空やめてシリンジで採れ、とかいうのは本末転倒。シリンジのが高い。
8 :
名無しさん@4周年:03/11/13 07:34 ID:ZOcXbDNh
9 :
名無しさん@4周年:03/11/13 07:38 ID:G3Cl/QWd
>>8 ・・・はて?
浸透圧なんか使ってましたっけ?
ていうか朝日の科学部記者大丈夫か・・・。
#おお、使用数間違えた。×3億→○8億
10 :
名無しさん@4周年:03/11/13 08:05 ID:CO95z8c7
ベルヌーイか?
11 :
名無しさん@4周年:03/11/13 08:24 ID:9WKZdpL4
とりあえず、今日献血逝くんでそのへんつっこんできますw
え〜と、採血管がささった状態でゴムバンドを外すとマズーってこと?
よくやられてた気がすんだけどな・・・
>>7 >採血後に真空管をつけたまま駆血帯を外す、とかいうおぽんちなことをすると
>逆流が起こるので滅菌せぇ、と。
いや、駆血帯つけたまま注射器はずすとそこからの出血が多いから。
真空管か否かにかかわらず駆血帯→注射器でやってるけど。
13 :
名無しさん@4周年:03/11/13 08:41 ID:Vl7UxaRl
滅菌すること自体は簡単だろ?
ガンマ線で滅菌するなら手間も掛からないと思うけど
14 :
名無しさん@4周年:03/11/13 09:27 ID:tmuJEm0t
>>11 自分も何回か献血いったことあるけど、
やっぱりゴムバンドはずすのが先だったと思う。
(((( ;゚Д゚)))コワー
動脈から採決すれば無問題
>>8 朝日の科学記事はこれに限らず滅茶苦茶だから信用してはいけない
まあ、朝日だけじゃないけど
コワーーーーーーーーー
採血なんて医者にかからなくても健康診断で毎年やるようなもんじゃん
ヒトゴトじゃねーなーおい
18 :
名無しさん@4周年:03/11/13 09:58 ID:ONWl18XN
>>12 採血管を抜く→駆血帯を外す→注射器外す、の順番ざましょ?
19 :
名無しさん@4周年:03/11/13 10:59 ID:G3Cl/QWd
>>12 真空管は先に外しませんか普通?
外筒は残しますけど。で、駆血解除→注射筒抜く。
まあ真空管も全体の7割は滅菌されてるんでそうおおごとでも
ないんでしょうけど。
真空採血管を用いた採血について
日本では真空採血管の滅菌は標準化されていません。
現場の医者としては
必ず、試験管をホルダーから抜いてから駆血帯を緩めましょう。
真空採血管の滅菌を標準化させましょう。
採血管からの逆流のメカニズム:
採血時に駆血帯を使用した場合、採血部位の静脈圧は平常圧よりも高くなります。
駆血帯を使用した場合、真空採血管にて採血操作を行うと、上昇した静脈圧と平衡になるまで、
真空採血管内に血液が流入します。採血終了後、静脈内圧と採血管内圧が平衡になった
状態で駆血帯を外した場合には、静脈圧は一気に平常圧まで低下するため、
血液で満たされた採血管内が、静脈の平常圧より相対的に高くなることにより、
採血管からの血液が逆流するものと考えられます。
駆血帯の適正使用について:
逆流を防止するためには、駆血帯を外すタイミングを下記の(1)か(2)のどちらかの方法で実施ししてください。
採血終了後、採血管をホルダーから抜いたあとで、駆血帯を外してください。
採血針を静脈へ穿刺し、ホルダーに真空採血管を挿入し、血液が採血管内に流入し
始めたらすぐに駆血帯を外してください
>>18-9 あ、それでいいのか。
採血管は確かに駆血帯しながらはずしてるわ。
23 :
名無しさん@4周年:03/11/13 18:03 ID:G3Cl/QWd
>>22 半ば無意識の手技なので、手順を言葉にするときにちょっと勘違い
したものと思われ(w
24 :
名無しさん@4周年:03/11/13 18:05 ID:578w78eT
>滅菌処理していない
ってどういうことよ?
手抜きにもほどがある。
25 :
名無しさん@4周年:03/11/13 18:06 ID:LcH0DVwN
>>23 こういう動作は,無意識に全部できるようにしないと
危ないんだよね.考えながらだと人間はかならず手順
を誤る.
26 :
名無しさん@4周年:03/11/13 18:23 ID:G3Cl/QWd
>>24 7割方は既に滅菌処理されてます。年間8億本消費されてるそうですが、
そのうち5億本は今でも滅菌タイプ。
ただ義務化されてなかったし(原理上は逆流は無いとされていた)ので、
測定値に影響の出ないものに関しては滅菌されてなかったんですな。
今回はそれを徹底しようと言うお話。
>>25 同感です。基本的な手技は無意識にやれるようでないと危ない。
27 :
名無しさん@4周年:03/11/13 18:36 ID:jxdcItBg
無知でスマソ
真空採血管って真空なんだよね?真空の中でも細菌って生きていけるの?
28 :
名無しさん@4周年:03/11/13 19:26 ID:arUHoQdQ
暇な研究だね。
で、実際に採血性感染の実例報告はあるのかい?
29 :
名無しさん@4周年:03/11/13 19:31 ID:rg1F3C4T
>28 名前:安部さん@帝京大医学部 投稿日:93/11/13 19:26 arUHoQdQ
>暇な研究だね。
>で、実際に血液製剤でエイズになった実例報告はあるのかい?
30 :
名無しさん@4周年:03/11/13 19:46 ID:G3Cl/QWd
>>28 McLeish WA,et al:Contaminated vacuum tubes,Can Med Assoc J,112:682(Mar22)1975
良く引き合いに出されるのはこれ。
Serratia marcescensのSepsisが5例起きた。
国内での報告はないけど、報告無しだから感染例無し、とはいえないのは
この手の問題につきものですな。
>>29 幼稚なプロ市民的切り替えし。
最大の問題は「建設的でない」こと。
>>27 死なないよん。
むしろ大気中は苦手で、所謂「真空パック」の中で増殖する種類の菌もいるです。
32 :
29:03/11/13 19:53 ID:rg1F3C4T
>>30 でも、解りやすい。大衆レベルでは真実よりも解りやすさが重視される。
33 :
名無しさん@4周年:03/11/13 20:45 ID:arUHoQdQ
>>30 ソースご教示ありがとう。でも1975年の段階で感染経路を遺伝子レベルで
同定していたとは思えない。読んでないのでわからんが、状況証拠からの
推論では。少なくとも輸血製剤とはオーダーが全然違う。
34 :
名無しさん@4周年:03/11/13 20:47 ID:ZERaQipk
血液検査は、医者と臨床検査会社の儲け事業になってしまっている。
不必要な血液検査が横行している。
35 :
名無しさん@4周年:03/11/13 20:48 ID:XaNokXW1
36 :
名無しさん@4周年:03/11/13 22:54 ID:Uc7Tdy8g
ガンマ線滅菌でもさほどコストがかからないだろうに
てゆか先日看護婦でなく医者に採血されました
先生もう少し練習してください
10日間うっ血してました
37 :
名無しさん@4周年:03/11/13 22:58 ID:1nUkI9uI
>34
じゃ、「検査もしてなかった!」とかいって訴えるなよ(w
38 :
名無しさん@4周年:03/11/13 23:07 ID:gH6y2PHJ
真空が液体を吸い寄せるのは浸透圧作用なのか。
ふうむ。
浸透圧な。
39 :
名無しさん@4周年:03/11/13 23:08 ID:Uc7Tdy8g
臨床検査業者はサチってるけど
いい検査手法を開発すれば儲かりそうな気がする
in vitroだからコストのかかる治験の必要がないし
漏れ実験屋で周辺に薬学畑のヒトが多くて、彼ら創薬を一所懸命考えてるけど
検査のほうには案外目が向いてないんだよなあ
40 :
名無しさん@4周年:03/11/13 23:11 ID:gH6y2PHJ
しっかりなおってるな。
陰圧か。
まあ、陰圧だよな。
41 :
名無しさん@4周年:03/11/14 05:57 ID:9aHiA4nd
毎月病院で採血するはめに遭っているのだが、
病院に行った数日後に発熱とかしたことあるけど、
もしかしたら何にかに感染してるのかな?
でも、血液検査で感染の疑いでないから、関係ないのかな…
アンプ?
>>41 血液検査で感染が判るような状況(血中に細菌が居着いてる)なんてのは
ちょっと発熱ぅ、じゃ済まないです。
まあ皮膚の消毒が不十分で針を刺したところに少し感染があったり、
そもそも針刺しの侵襲自体で少し全身に炎症反応が出た、とかじゃ
ないでしょうか。
44 :
名無しさん@4周年:03/11/14 08:39 ID:1COKsiT+
皮膚の消毒が不十分で感染?留置カテでもあるまいし。
酒精綿で消毒って意味のない儀式じゃないかと思うんだが。
だいたい茄子がやってみるのを観ていると、
アルコールが乾く前に刺したり(乾かすことによって消毒の効果がある)、
一度消毒した部分をもう一度血管探すためにさわってみたりと、
結構いい加減だよ。それでも、採血で敗血症・心内膜炎なんて、
お目にかかったことないんだが。
あと、針刺しの侵襲で発熱、なんてのもあり得ないぞ。
45 :
名無しさん@4周年:03/11/14 08:47 ID:4c+iUjIA
真空波動研かとオモタ
46 :
名無しさん@4周年:03/11/14 08:50 ID:rNH5/Jts
>>44 滅菌観念がない馬鹿医者の典型症例と診断されました。
北チョウなみの衛生観念ですね。
>>2 >いまさらだなぁ
ほら、診療報酬改定交渉の時期ですよ。
>>8-9 朝日ですから。いつものことです。
>>13 これを口実にメーカーが値上げするんですよ。
>>44 同意。
48 :
名無しさん@4周年:03/11/14 09:08 ID:U89wRwzT
まあ消毒自体が儀式的なものだし。おまじない以上の価値がないでしょう。
49 :
名無しさん@4周年:03/11/14 11:10 ID:1COKsiT+
補足すると、消毒(滅菌)には、絶対必要不可欠なものと、
ほとんど意味のない儀式的な無意味な(心理的には効果あるか)ものと
2通りあるということです。
50 :
名無しさん@4周年:03/11/14 11:14 ID:qURvKdnN
>>49 意味のない儀式的な消毒ならやらなくていいんでない?
SARSとか移らんのかね?
51 :
名無しさん@4周年:03/11/14 12:49 ID:1COKsiT+
やらなくてもいいんだけど患者が納得しない。
あとやらなくていいのは、MRSAの保菌者隔離。
保菌と感染を混同している医療関係者が多くて困る。
52 :
名無しさん@4周年:03/11/14 17:41 ID:JVvR6nx8
>27
「陰圧」なだけで「真空」ではないぞ
細菌は生存可能
53 :
名無しさん@4周年:03/11/14 17:56 ID:GRQWxgzA
アルコールは乾く時に殺菌作用があるというのも初耳のような・・・
54 :
名無しさん@4周年:03/11/14 18:37 ID:JWWO8dB9
消毒はおまじないですか(藁
私大の脳味噌はあめんぼ以下ですね。
こうやって術式どんどん悪い方にモディファイされてるんだろうな。こわー
55 :
名無しさん@4周年:03/11/14 18:43 ID:ruIqH4TD
培養して菌が出たってことなんすか?PCRじゃなくて。
微生物学は全くの素人だからわからん
これで敗血症を起こす患者は免疫不全状態ではないかと思われる。
健康な人間の感染抵抗力は想像以上に大きい。
日本人は世界でもまれな潔癖症集団なので、油断は禁物だがな。
あと、
>>47 これを口実にメーカーが値上げするんですよ。
ビンゴ!