【社会】"2ちゃんねらーが瞬殺?" 自社ソフトの不正使用に150万の懸賞金★2
誤字・脱字訂正版です。
「不正に懸賞金企画を中止 オフィスヒラカワ」
自社ソフトの不正使用を実証できた人に150万円の懸賞金を提供するとの商品PRを
始めたばかりのベンチャー企業オフィスヒラカワ(具志川市、平川靖社長)が
「他社からソフトの知的所有権にかかわる重大な指摘があった」などどして同キャ
ンペーンを中止し、簡易クイズ形式の懸賞金企画に切り替えた。22日にホームページで中止を
告知した。平川社長は「ルール設定も未熟で大勢の人に迷惑を掛けた。陳謝したい」
と話している。同社は17日にHP上でキャンペーンを紹介。21日から正式に受け付けるとし
たが、全国のマニアや関係者の反響を呼び、19日にはインターネットの掲示板で
同社の不正防止システムの解除方法が紹介された。キャンペーン対象となった同社
ソフトを不正利用するために、他社開発ソフトにも不正侵入するとの「告知」も
相次ぎ、同社は21日に「侵入していいのは当社のシステムだけ」とのルールを追加
したが、これに対する批判が書き込まれるなど、波紋が広がった。
中止については関係行政機関にも紹介して決定したというが、新企画の信頼を保つため
の抽選や告知手段を検討するという。平川社長は「解除されないことが目的ではなく
ソフトに適切な指摘をしてもらうことが狙いだったが、不手際もあって関係者に迷惑を
掛けた」としている。
10月24日 琉球新報(朝刊)より