【技術】宇宙航空研、「改良型リサイクルロケット」を公開(画像あり)

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274名無しさん@4周年:03/10/27 05:40 ID:4WP7KBZp
>>271
SSTO=Single Stage to Orbit
つまり親子式は二段になるのでSSTOではない。

>>273
X-33は技術的困難で中止になった。
うろ覚えだが、極低温に耐える燃料タンクの開発ができなかったためだったと記憶している。

SSTOを可能にするためにはさまざまな技術的関門をクリアしなければならない。
いってみれば現状はライト兄弟が世界初の飛行機の次に超音速ジェット機を作ろうとしたようなもの。
10年ではおそらく無理、20年30年先でかつSSTOを必要とする政治的、経済的環境が整わなければならない。
たとえば第二次世界大戦がなければ、ジェット戦闘機の出現は10年は遅れただろう。
また超音速旅客機コンコルドは高い性能をもちながら、運行コストの高さや輸送量の少なさでジャンボに負けた。

いずれ必ずその時が来るとは思うが、それは近い将来ではないことは確実だろう。


275名無しさん@4周年:03/10/27 10:02 ID:B6sKDqmH
>>274
どうも話が混乱すると思った。 

SST = Super Sonic Transport = 次期超音速旅客機

のことかと思ってた。 スマソ。

>>271 のクラムジェットを使用してのマッハ30の飛行機は、次期超音速旅客機のこと。
でも、高度60km程度を飛ぶなら、軌道への投入ももう一息という感じだけど。 どうだろう。
276名無しさん@4周年:03/10/27 20:55 ID:G+RDtpAu
>>275
スクラムジェット Supersonic Combustion RAM Jet
ですよ?
277名無しさん@4周年:03/10/27 21:09 ID:B6sKDqmH
>>276
訂正ありがとう。 何分、新聞で読んだだけだもんで。

このジェット エンジン は、ラム ジェット と何処が違うんだろ?
278名無しさん@4周年:03/10/27 22:42 ID:aVZoj5b5
>>277
素人説明だけど・・・
ラムジェットはエンジン内の狭い通路に空気を導いて圧縮する方式で、
エンジン内の空気の流れが音速以下に減速される速度ならいいんだけど、
もっと速度が上がってエンジン内の空気の流れが音速を超えてしまうと
同じ圧縮方法だと圧力・温度が大きくなりすぎて性能が悪くなるから、
いっそ圧縮せずに超音速の空気の流れのまま燃焼させようというのが
スクラムジェット。

うーん、うまく説明できんなぁ。詳しい人お願いします。
279名無しさん@4周年:03/10/27 22:58 ID:B6sKDqmH
>>278
そのスクラムジェットというのは、
  ・高高度飛行に適したエンジンなのか?
  ・超音速飛行に適したエンジンなのか?

高度60km(不確か)の水平飛行は殆ど空気は無いだろうから、慣性飛行だろうけど、
そこまで上がれるジェットエンジンなんて可能なのかな?
280名無しさん@4周年:03/10/27 23:02 ID:eOb4pmfl
逝ってらっしゃい♥
ttp://www.nal.go.jp/str/space/next.html
281名無しさん@4周年:03/10/27 23:51 ID:aVZoj5b5
>>279
理論上は極超音速飛行(マッハ5以上?)で効率がいいエンジンってことだけどねぇ・・・
まだ風洞実験段階でどうこう言うレベルじゃないし。
282名無しさん@4周年:03/10/28 00:34 ID:/10jtvNn
>>279
つーか、超音速飛行しかできないエンジン。
具体的に言うと、マッハ5から15くらいの間で一番よく働く。
マッハ3未満だと全く動かない。

そういうエンジン。

マッハ5なんて、空気の濃いところでは出せない(機体がもたない)ので、
必然的に高高度飛行になる、っちゅーこと。
283名無しさん@4周年:03/10/28 01:02 ID:IOpI9oJg
謎の円盤UFOにでてくる、月連絡線を開発すれば、最強!
284名無しさん@4周年:03/10/28 01:03 ID:IOpI9oJg
>>236
危機感がないのはバカマスコミの誘導でしょう。
285名無しさん@4周年:03/10/28 01:06 ID:c4or+cbN
ロケット以外で大気圏離脱できるシステムはないの?
286名無しさん@4周年:03/10/28 01:24 ID:IOpI9oJg
今は、リサイクルって新品使うより高価な時代だからな
287名無しさん@4周年:03/10/28 01:40 ID:/10jtvNn
>>285
無い。

将来的には

SSTO
軌道エレベーター/スカイフック
リニアカタパルト

なんてのもあるかも。でもあと50年は無いんじゃないのかな。
288名無しさん@4周年:03/10/28 02:05 ID:lEEEJLq0
そういや軌道エレベータはどうなった?
あれができてしまうと、ロケットは過去のもの?
289名無しさん@4周年:03/10/28 03:07 ID:IOpI9oJg
>>288
オールマイティではないとおもう。
290名無しさん@4周年:03/10/28 04:11 ID:w7M2hZx8
エレベータの上下にはけっこう時間がかかるので、急ぎの貨物や人員を輸送するためにロケットは必要になるだろうな。
291名無しさん@4周年:03/10/28 05:33 ID:IOpI9oJg
>>289
というか、大気圏脱出ロケット作るのやめたら技術が消滅しちゃうから、バックアップ能力がなくなってしまう。
292名無しさん@4周年:03/10/28 05:35 ID:juaZ5pZ5
つーかあと100年はできそうにないから安心汁
293名無しさん@4周年:03/10/28 08:47 ID:V4S3jKTy
>>292
軌道エレベーター実現の頼みの綱だった
カーボンナノチューブを実際に計ってみたら
期待していた強度の1/100だったらしい。
294名無しさん@4周年:03/10/28 09:22 ID:/w5YAuI3
>293
どれくらいの長さのナノチューブを編んで
素材化し、どれくらいの規模の実験をしたのか・・・・

そんな技術有ったっけ?w
295名無しさん@4周年:03/10/28 09:30 ID:CKYFj3nF
>>293
 ナノチューブはまだいろいろ構造の改良できるだろ
296名無しさん@4周年:03/10/28 09:46 ID:/10jtvNn
>>290
ロケットって月単位での準備が必要なのだけど、それで急ぎの貨物に
間に合うのかな?
297名無しさん@4周年:03/10/28 13:30 ID:7tOMosWq
>>281 >>282
説明ありがとう。 SST専用のエンジンみたいだね。

弱者の 「半額ロケット」 は商売になる見込みがあるの?
このスレの リサイクル ロケット だって、アメが1969年に三倍規模の機体で三千メートル以上に上げたとか。
http://space.nasda.go.jp/db/kaihatu/rocket/rocket_j/deruta_kurippa_j.html

日本は宇宙航空技術では後発だから、後追いになるのはしょうがないけど、
すでに10年以上遅れていて、アメが中止した開発を続けるのは、どんなもんかね。
目的が違うけど SSTO より SST の方が商売になるように思うけどね。
どこの国も計画していない今、マッハ30の飛行機はビジネスとしても、有望だと思うけどね。

新聞記事では、日本でもスクラムジェットエンジンの研究をしてるとか書いてたけど、
弱者がやってるのかな?
298名無しさん@4周年:03/10/28 13:39 ID:0cYnNLU0
大気圏再突入可能と言うことか・・・・・・・・・
日本も中国に対抗して有人飛行を計画しているのだな。
299名無しさん@4周年:03/10/28 15:34 ID:i0FG95nG
>>104
宇宙開発を目指すが故に
その手のアニメに影響されてるんとか。
・・・丸文字多用は機動戦艦ナデシコあたりか?
300名無しさん@4周年:03/10/28 17:30 ID:u1URUn44
>>297
NAL(現JAXA)で研究してる
単純に低速用(0〜マッハ4程度)のターボラムジェットと高速用のスクラムジェット
を分けて積むと無駄が多いので、全域で使えるエンジンとか考えてるようで、
これをさらに発展させてSSTOにも使えるエンジンとかも考えてる
http://www.ista.jaxa.jp/aet/engine/engine-k2.html

SSTやSSTO/TSTOも、技術的にまだ実現不可能だということで
当面は基礎研究に絞ることにしたのがアメリカ
301名無しさん@4周年:03/10/28 17:42 ID:pubF4u+m
これってさ、下手に周回軌道を目指すんじゃなくて、

高度100kmとかの高高度大気観測とかの目的で、
連発すれば、すぐにでも実用できるんじゃないの?
302名無しさん@4周年:03/10/28 19:01 ID:7tOMosWq
>>300
情報ありがとう。 スクラムジェットは、弱者でもやってるんだな。
ロケットも付ける計画か。 なかなか野心的な研究だな。

「半額ロケット」 は、商売になるか疑問もあるんだろ。
SSTは実現すれば、商売としても有望だと思うけどね。
 
弱者は、対外的には実用化できる計画も必要だろうけど、夢を見せる計画もやって欲しいね。
実用化できなくても、その過程で技術的な蓄積ができるだろうに。
まず、金の算段をする必要があるがね。 そこは政治力で頑張って。
303名無しさん@4周年:03/10/28 21:13 ID:cWXjACaP
>>300

今のところ、エンジン自体の重量未満の推力しか
出ないけれどね。
実用化にはあと30年は必要だそうだ。
304名無しさん@4周年:03/10/28 23:39 ID:/10jtvNn
>>301
そーゆー仕事はもうISASの固体燃料ロケットでやってる。
固体燃料ロケットでは実は世界のトップクラスなんだよね。
305名無しさん@4周年:03/10/29 00:07 ID:IdUXaVY4
>>304 それだと使い捨てでしょ?
今回の技術を使って、それを完全再利用&連発でやってみれば?
って事を言いたい。
そうすれば、観測機器だって再利用できるし。
306名無しさん@4周年:03/10/29 00:52 ID:ZbDvrQsi
>>303
もちろん現状は基礎研究の段階だろうけど。

アメだって、必要性があればもっとSSTに力を入れてやったと思うけどね。
サイトの説明によれば、SSTO の DC−Y だって SDI が
実行に移されてたら、実用化までもっていったかもしれない。
何しろ、必要があれば3000トン以上もあるロケットを飛ばしたんだから。

アメがやる気が無い今こそ、チャンスだよ。 アメの民間だけでは実用化できないだろうし。
日本が航空機製造で下請け商売を脱する為に、国費で実用化して欲しいね。 エンジンだけでも。
STAL(だっけ? あすか)は、アメがやってない為にアメの研究者が日本に期待してたね。
夢のある研究も必要だよ。
307名無しさん@4周年:03/10/29 01:05 ID:UV/qUdbW
頑張ってほしいね
308名無しさん@4周年:03/10/29 01:12 ID:a6dsFZgD
今からスクラムジェットエンジン研究予算
倍額した方がよさそうだな
どっかの国が完成しそう、ってなったときに焦ってそこから研究開発しようとしても
もう遅いだろうしね
20年、30年後のことを考えて場合
まあ小泉じゃ駄目か
石原総理きぼー
309名無しさん@4周年:03/10/29 03:10 ID:zv1ABVZn
これ上げておこう。スペースプレーン用エンジン"ATREX"

http://atrex.isas.ac.jp/index-j.html
310名無しさん@4周年:03/10/29 09:14 ID:ZbDvrQsi
>>309
ホームページ読んだ。 なかなか頑張ってるんだね。
でも、ホームページの訪問者数が少ないのが残念。

是非、実用化して欲しいね。 
もっと国の予算を投入して研究も加速してね。
311名無しさん@4周年:03/10/29 09:16 ID:pzBST+tf
ベクトルは正しいので結果がついてこなくても今は頑張ってほしい。
312名無しさん@4周年:03/10/29 20:28 ID:h7nLCgJ2
もっと予算あげたらいいのにな。官僚にはガンダム世代は居ないのか?
313名無しさん@4周年:03/10/29 20:39 ID:1FvfFwz2
冗談ぬきで巨大砲による打ち上げ研究をするべきだろう。
たとえば圧延装置と接合装置さえ軌道上に上げれば
あとは金属の原料を供給して巨大構造物を作れる。
無重力を生かした合金の引抜きパイプを軌道上で作ったりできる。

原料なら高Gで射出しても問題あるまい。
314超長門級戦艦(ひまし油):03/10/29 20:51 ID:Yuiw2MPJ
315名無しさん@4周年:03/10/30 04:23 ID:4Sh8Glay
>>314
レールガンの方がまだ実現性がありそうだね。
イラクの巨砲は完成しても、イスラエルを攻撃する程度の性能だったろ?

まっ、とても予算は付きそうもないな。 予算配分評価Z(w
宇宙での太陽光発電すら評価Cだったな。

スペースプレーン に予算を回してあげてよ。
316名無しさん@4周年:03/10/30 04:25 ID:5gDeTSUi
スペースプレーンってあのどうにもならない予算圧迫要因のことか?
317名無しさん@4周年:03/10/30 05:08 ID:4Sh8Glay
>>316
スペースプレーンの説明は、>>309 にある。

とても、そんな大金を投じているプロジェクトには見えないけど?
まだ、基礎研究の段階らしいヨ。
318名無しさん@4周年:03/10/30 05:10 ID:5gDeTSUi
ぬ・・カンチガイスマン
319名無しさん@4周年:03/10/30 05:28 ID:Q/AMzy2Y
もっともゴールに近い再利用打ち上げ実験機
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/273730

アメリカでは1993年から同様のより大型の試験機「DC-X」が飛行試験を行っている。
1996年7月には到達高度3140m、飛行時間142秒を記録したが、その直後の飛行試験で
着陸時に引き込み形式の脚がロックしないというトラブルを起こして転倒して炎上、
機体は失われた。その後アメリカはこの形式の試験機を運用しておらず、世界的に
みてもRVTが現在唯一の試験機である。


アメリカの奴、到達高度3140mってスゲーな。
320名無しさん@4周年:03/10/30 06:42 ID:zoZgWMW3
>>もっともゴールに近い再利用打ち上げ実験機

マラソンにたとえるならば、出発して100mの地点で先頭ランナーがこけたので
10mの位置を走っていた第二走者がトップになったって事だな。
42195mを走らなきゃならんのに・・・。
321名無しさん@4周年:03/10/30 06:43 ID:76/1XyMF
いきなりフルマラソンする気か?
ちゃんとソース嫁
322名無しさん@4周年:03/10/30 07:04 ID:zoZgWMW3
>>321

>>将来、宇宙ステーションでの資材運搬などの用途が期待されている。
これが目標なんじゃないの?
高度100mは今回の実験の目標であって最終目標じゃないでしょ?

323名無しさん@4周年
>>420
なかなか秀逸な例えだね。

フル マラソン を走るには、予算が問題だろうね。