【社会】たばこによる火災 重症やけどの少女と和解で2億円支払い…米フィリップ社

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401名無しさん@4周年
お笑いアメリカ裁判 特別版

獄中にあふれる億万長者
 アメリカ・ニューヨークのとある街角で一人の男がしゃがみ込んでメモを取っている。
男は翌日、市当局に一通の内容証明郵便を送付した。「私は弁護士です。マジソンスクエアガーデン
から数ブロック歩いた路地の入り口に10p四方のくぼみがあります。早急に補修していただくよう要
請いたします」

 1ヵ月後、市当局は道で転んで骨折した老婆に訴えられた。老婆はこう主張した。「私が転んでケガ
をしたのは市が歩道の保全を怠り、くぼみを放置していたからだ。私の雇った弁護士が1ヶ月も前に警
告していたのに」市は敗訴し、50万ドル(約6000万円)の賠償金を支払った。

 訴訟大国・アメリカにあって、「訴訟天国」と呼ばれる街がニューヨークだ。道で転んでケガをし
たなどの理由で訴える「スリップ・アンド・フォール」と呼ばれる訴訟が日々起こされている。市当
局が敗訴し、年間に支払う賠償金は総額2億ドル(約240億円)を超えるという。

 気前のいい市からカネを掠めるために、弁護士はふだんから飯の種を探すことに余念がない。歩道
のくぼみ、壊れかかったガードレール…、市が補修していない"欠陥"を見つけては通報する。「早く
手を打たないと訴えますよ」というメッセージを添えて。ニューヨーク在住のジャーナリスト・パト
リック・クラーク氏はこう話す。
「2億ドルは、市の図書館と公園の年間運営費をはるかに上回る金額です。ニューヨークは歩道などの
公共設備の状態が悪いことで有名ですが、賠償金に多額の予算を削られるために保全にカネが回らな
いと言われています。人が滑ったり転んだりするたびに弁護士の懐にカネが転がり込むアメリカ社会
の中でも、ニューヨークほど弁護士にとって住み心地のいい街はない。まさにパラダイスですよ」

 スリップ・アンド・フォールをはるかに上回る巨額賠償金で、ニューヨーク市の財政を逼迫さえて
いるものがある。「不法行為賠償」だ。不法行為賠償とは、自身が犯した不法行為が原因で負った被
害に対し、損害賠償を請求するものをいう。
402名無しさん@4周年:03/10/05 00:53 ID:xjX20FiH
>>401のつづき
 銀行強盗が現金入りのバッグを持って逃走した。警察に追われ、慌てた男がバッグを取り落とした
ところ、あらかじめバッグに仕掛けられていた催涙弾が爆発。大やけどを負った男は銀行と警察を訴
え、200万ドル(2億4000万円)の賠償金を手にした。

 殺人を犯し、逃亡していた男が警察に追い詰められた。抵抗した男は警察犬に噛まれ、指を2本失っ
た。男が警察から受け取った賠償金は41万2500ドル(約4950万円)である。

'01年にニューヨーク市が支払った不法行為賠償の総額は5億6000万ドル(約672億円)。四半世紀前の
'78年に比べ、実に2300%の増加だという。「獄中の億万長者現象」と揶揄される所以だ。

'02年に話題をさらった不法行為賠償が「ニューヨーク市営地下鉄裁判」だ。ことの始まりは'00年3月、
ニューヨーク市営地下鉄の「34番ストリート駅」で発生した人身事故である。ホームに滑り込んできた
列車が、線路上にいた34歳の女性を轢いた。女性は一命を取りとめたが、頭蓋骨を複雑骨折したうえに
顔面に激しい裂傷を負い、右手は親指を除く4本の指を失った。

女性は市営地下鉄を統括するニューヨーク市交通局を相手に訴訟を起こす。
「体中を覆う激しい痛みが日夜私を苦しめている。精神的苦痛も大きく、轢かれたときの恐怖を何度も
思い出す。運転士が私の姿を見てすぐにブレーキを踏んでいれば、こんなことは起こらなかった。
列車を止めることができなかったのは、運転士の怠慢以外の何物でもない」

 原告側の弁護士は、事故の原因が運転士のスピードの出し過ぎにあったと主張した。
「運転士が彼女の存在に気づいたとき、列車のスピードは時速15マイル(約24km)近く出ていた。
まもなく駅に到着することを考えれば、不必要に速いスピードと言わざるをえない。
時速10マイル(16km)以下だったなら、列車は彼女を轢くことなく停止できたはずである」
403名無しさん@4周年:03/10/05 00:54 ID:xjX20FiH
>>402のつづき
 原告側の弁護士は専門家を雇って法廷に連れ出し「確かに時速10マイル以下なら、列車を止めるこ
とができた」と証言させた。念には念を入れて、陪審団に「列車はスピードを出し過ぎていた」と印
象づけるためである。

自殺者を轢いた運転士が悪い
 ニューヨーク市交通局は「運転士はスピードを落とす最大限の努力をした」と反論する。
事故の直前に反対ホームから発車した列車の乗客が、女性がトンネル内を数メートル歩き、線路に横
たわるのを目撃していた。被告側の弁護士はこう主張した。

「この乗客の通報を受けた直後、駅に向かって列車の運転士には警報が出されている。警報を受けた
運転士は即座に速度を落とし始めた。女性を確認した段階では、確かに15マイル近い速度が出ていた
が、速度を落とす努力をした結果、そこまでスピードを落とす事ができたのだ。しかも、到着駅を目
前にした際の規定速度はすでに十分下回っていた」 

 ニューヨーク市警の調査が交通局に追い風を呼ぶ。女性は事故時、出産後2ヶ月の精神が不安定な
時期にあり、極度の産後うつ病に罹っていたことが判明したのである。警察は彼女が自ら線路を歩き、
トンネル内に入っていったという目撃談を重視し、「飛び込み自殺」であると断定した。

 ニューヨーク公共機関法1050項の6には「いかなる者も公共機関を利用して、自分自身、もしくは
他人に危害を加える行為」を禁じている。被告側の弁護士はこう主張した。
「女性が不法行為を犯していたのは明白である。彼女が負った障害に対し、市が責任を負う必要は
まったくない」

 自殺未遂と断じられ、不法行為を犯したと責められた女性は、「列車に轢かれたときのショックが
あまりにも大きく、どうして自分がそこにいたか覚えていない」と答えた。原告側の弁護士は最終弁
論で陪審団にこう訴えた。
「公共に資する市営地下鉄の運転士には、安全に列車を運行する義務がある。運転士が守るべき義務
に比べれば、彼女がなぜそこにいたかは些細な問題だ。運転士がスピードを出しすぎることなく、安
全運転を怠らなかったなら、彼女がこれほどひどい障害を負うことはなかった」

404名無しさん@4周年:03/10/05 00:55 ID:xjX20FiH
>>403のつづき
'02年5月、ニューヨーク州最高裁判所の陪審団は市交通局に対し、1410万ドル(約16億9200万円)の
損害賠償金支払いを命じる評決を下す。女性の行為が自殺未遂であったことを認めたうえで、相対的
に運転士の過失が重いと判断したためである。

 不可解な判断が下された理由はなにか。カギは「スピードの出し過ぎ」を強調した原告側の弁護士
の法廷戦術にあるという。ニューヨーク州弁護士で中央大学大学院講師を務める平野晋氏はこう話す。
「『ラスト・クリア・チャンス』という概念があります。過失責任が誰にあるかを判断する際、最終
的に危険を回避できる『最後の明白な機会』がいつあったかを考え、ラスト・クリア・チャンスを逃
した者の過失責任を問うのです。

原告側の弁護士は、列車が時速10マイル以下で走っていれば女性は轢かれずに済んだことを繰り返し
強調し、運転士の安全配慮義務が欠けていたことを訴えています。
『この事故が起こったきっかけが線路に身を投げ出した女性にあるのは確かだが、ラスト・クリア・
チャンスを逃したのは運転士のほうだ』という理屈で攻めたのです」

法を犯しても法に守られる
 陪審団は評決に際し、相対的な過失責任の度合いを女性側30%、市営地下鉄側70%と判定した。
陪審団の評決が妥当かどうか判断し、最終判決で減額する権限をもつ裁判官は、女性の過失責任に
相当する分を減額する措置を取った。1410万ドルを約30%減額し、990万ドル(約11億8800万円)
としたのである。

 ある地元メディアは「さあ列車の前に横たわって、ドーンと稼ごう!」と見出しを打ち、こう報じた。
「みなさんビッグニュースです。線路に身を投げ出して自殺未遂で大ケガをしても、
その責任は誰かが70%も負ってくれるのです」評決をめぐり、さまざまな意見が戦わされた。

「事故の原因となった人間にも保護される権利が有る。たとえ銀行を襲っても、犯人は法的権利を失
うわけではない。『法を犯した者でも法に守られる』という考えはわれわれの日常生活に安心感を与
えるものだ」(ニューヨーク大学ロースクール教授、マーク・ゲイストフィールド氏)

405名無しさん@4周年:03/10/05 00:56 ID:xjX20FiH
>>404のつづき
「法を犯す人間は、法を犯したがために自分に不利益な事態が起こるかもしれないと予期する必要が
ある。法廷がこれを理解できず、法を破った人間に無分別にカネを渡すなら、法を守る意味など存在
しない」(マンハッタン・インスティテュートのシニアフェロー、ウォルター・オルソン氏)

 ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーク氏は評決後に行った記者会見で声を荒げた。
「まったくバカげた裁判だ。バカな人間が起こす不当な訴訟に、なぜ多額の税金を注ぎ込まなくては
ならないのか。不法行為賠償に対する支払いは市のどの予算より高額だ。重要な社会事業に使うべき
カネがドブに捨てられ、市は財政危機に直面している」

 業を煮やしたブルームバーグ氏らは、市議会と州議会に「不法行為賠償改革」法案を提出した。原
告の過失責任が50%以上ある場合には、被告が賠償金を支払う必要はないことを明記した法案である。
ニューヨーク市で企業団体の法律顧問を務めるマイケル・カルドーソ氏はこう話す。
「奇妙な賠償命令を出すたびに自分たちの懐を痛めていることを忘れている陪審員に、『あなたも納
税者だよ』と伝える素晴らしい法案だ。だが、議会を通すことは至難の業。ブルームバーグ氏らは悪
戦苦闘するだろう」

弁護士のカネ儲けが最優先
 謎解きは議員の構成にある。前出・平野氏はこう話す。「議員の多くが弁護士資格を持っているか
らです。弁護士が本業以外で最も活躍する場が議会です。アメリカ法曹界の特徴の一つは、弁護士が
司法の場はもとより、立法の場でも強い影響力を持つことにあります。実際に法を運用する人間が最
も法の不備に気づきやすい。

だから、法の是正など立法活動も法のプロが行うのが合理的だという精神から来ています。しかし近
年、顧客企業の利害を反映する法律や、訴訟を起こしやすくする法律を作る動きが顕著になり、弁護
士がカネ儲けのために立法の場を利用しているという批判も出ています」
406名無しさん@4周年:03/10/05 00:57 ID:xjX20FiH
>>405のつづき
 弁護士が自らの利益のために法を作り出す−にわかに信じがたい話が、アメリカでは現実にまかり
通っている。「弁護士が立法するのは、医者が病気を作るのと同じ」というジョークがあるほどだ。
だから弁護士が自らを不利にするブルームバーグ氏らの法案を簡単に通すはずがない。

 スリップ・アンド・フォール、不法行為賠償、ラスト・クリア・チャンス、立法を牛耳る司法…。
いびつに歪んだアメリカ裁判からはアメリカ社会が重視しているはずの「自己責任」がすっぽりと抜
け落ちているように見える。前出・平野氏が指摘する。

「アメリカ人はビンディケーション」という概念を重視します。『正当性を主張し、自分の権利を実
現する』という意味です。ビンディケーションは自力で行うものであり、国や他人が手助けしてくれ
るものではない。アメリカ人の言う自己責任とは『自分の権利を自分で実現していくこと』なのです」

 ビンディケーションを重視するあまり、アメリカ人の権利意識は過剰になった。やがて訴訟が乱発
され、弁護士が肥えて太るトンデモ裁判が横行する。
カネの成る木を見出した弁護士は暴走し、今や法を変えてまで新たなカネヅルを追い求めている。
お笑い裁判が映し出すアメリカの病理は、暗く、深い。

>>256
の特別版でつ。

長文スマソ。
要約する力が無いので全文カキコしますた。
どうかご容赦を。

他にもこれも参考になりまつ↓
ジュラシック・パーク・アメリカ
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog139.html
407名無しさん@4周年:03/10/05 01:34 ID:svTlNvB4
>>406
すんげー、おもしろかった。サンクス。
自殺しようとしてて11億円貰えるってすげーな。
遺族はホクホクじゃんか。
確かに原告側の理屈に一理はあるとしても、なんだってそんな巨額な賠償金になるんだ。
多くても100万くらいでいいだろ。
408名無しさん@4周年:03/10/05 02:28 ID:7MZvOe1c
やっぱアメリカの陪審員制度って間違ってるよー。
陪審員ってどうせ自分はそんなことで訴えられたりしないわけだし
もしかしたら自分もそんなおいしい裁判できるかもしんないから
有罪に票を入れちゃったりしてんじゃない?
409名無しさん@4周年:03/10/05 12:58 ID:p6YfylKR
やはり権力の分散は必要ってことですかね。
そのアメリカの陪審制度に対する検査機関は無いのかな?
410名無しさん@4周年:03/10/05 14:44 ID:uc8yE8cr
「誰かが誰かを訴えるなんて馬鹿らしいよ、もうヤメようよ。儲かるのは弁護士だけなんだ」と馬鹿アニメ「サウスパーク」でもやってたぞ。
アメリカではアホ、DQNと言われてる連中の方が、実は正しい判断力を持っている。
411名無しさん@4周年:03/10/05 19:01 ID:oh/hdXDw
13歳で企業恐喝の味を覚えてしまったか…。
412名無しさん@4周年:03/10/05 19:03 ID:UQW67wUB
あぁ、そうかこの少女(13)が大人になって自分の子どもを(ry
413名無しさん@4周年:03/10/05 21:53 ID:4wGgyI4+
>>317
アメリカで小型飛行機のメーカーが激減したのは今回のような
バカな判決が相次いだ為だと聞いたことがある。
飲酒運転しても「メーカーが悪い!」なんて決め付けられたら…。
414名無しさん@4周年:03/10/05 21:55 ID:BudN8JCF
母親がDQNという以外なにも見あたらない事件

あとキチガイ弁護士の横行する国、それはアメリカ♪
415名無しさん@4周年:03/10/05 21:57 ID:l/hSLsnB
なんじゃこりゃ?
アメリカってすげーな
416名無しさん@4周年:03/10/05 22:01 ID:HvKP/t8O
マジレス

アメで商売のうまみってあるの?高額賠償の報道みるたびに思う
417名無しさん@4周年:03/10/05 22:06 ID:oyct0wQe
8割やけどしても人間て生きてられるの?
40%くらいでアウトじゃなかったっけ?
ひょっとして、やっぱりコイツラ・・・
始めから人間じゃない!?キャァ〜火星人来襲ですか!?
418名無しさん@4周年:03/10/05 22:09 ID:+LdawTO3
>>417
処置が早ければ助かる可能性もあるよ
あと40%じゃないな
419名無しさん@4周年:03/10/05 22:22 ID:TndNEMvF
30%だったような。
420名無しさん@4周年:03/10/05 22:24 ID:0M29HWC2
敗訴が怖くて和解に応じたフィリップモリスもなんだかなあ。
和解するにしても今後にリスク残すだろうに、それ以上に負けそうな雰囲気だったのかね。
なんとも信じられんが。
421名無しさん@4周年:03/10/05 22:39 ID:KjbGGO09
>よくパティンコに熱中して赤ん坊を車内に置き去りという話があるけども
これって子供を中に置き去りにたら死んでしまう車の仕様が問題視されるのでしょうか
422名無しさん@4周年:03/10/05 23:07 ID:AJv0sLqq
でもアメリカ全土からタバコがホントに消えたら、貧乏人は
困るだろうね。



大金運んでくれる金づる1つなくなるから。
423名無しさん@4周年:03/10/05 23:08 ID:CQdDfgKf
>>422
Zippo好きな奴も困る。
俺とか。
424名無しさん@4周年:03/10/05 23:17 ID:AsM2gu4e
なんでマイクロソフトと銃製造業は訴えられないの?
欠陥だらけなのに。
425名無しさん@4周年:03/10/05 23:18 ID:CQdDfgKf
>>424
マイクロソフトは訴えられてる。
>>370
426モカ ◆uG1NKVQJbg :03/10/05 23:20 ID:zM2bKA8o
火傷少女に同情する。
こんな馬鹿な両親を持ったことに・・・
427名無しさん@4周年:03/10/05 23:21 ID:0LTW5Lii
観ていない間のテレビの電気代はメーカーがもってくれるのだろうか?
428名無しさん@4周年:03/10/05 23:40 ID:ZPl1wWm5
車中に置き去りにした子供が熱中症で死んでしまったのは、
自動車の構造的欠陥によるものだす。
自動車メーカーに謝罪と賠償(ry

あ、アメ公とチョンとシナ人の共通点みっけ!
429名無しさん@4周年:03/10/05 23:41 ID:OuXEUr3x

それでも吸いたいのか (笑

430名無しさん@4周年:03/10/05 23:47 ID:wQpAZHy+
>>318さんはアウデー買えばいいと思う。天井に太陽発電が
      付いていてそれで停車中にファンをまわす仕組みだよ。
      カタログにも何にも書いてないところがまた憎いところ。
431名無しさん@4周年:03/10/06 12:46 ID:WB9T6FaH
重症熱傷か。治療は大変だ。
聴覚喪失はゲンタマイシンの副作用だね。
助かっただけでも良しとすべきか・・・。

きっと、治療費が鬼のようにかかったので、
その代金をむしり取ろうとPM社を訴えたと思われ。
432名無しさん@4周年:03/10/06 20:05 ID:/MJ9ugvu
アメリカって・・
433名無しさん@4周年:03/10/06 21:52 ID:50Rh5Jwk
日本も戦後、アメリカに習えでここまで来た訳なのだが、、、
もともと持ってる民族性で、近代化によっても人間性においては秩序が保たれてきたんだけど、
くだらないトコまでアメリカナイズされつつあるのも事実なんだよね。

びっくりドンキーでの、「スープが熱くて子供が火傷」訴訟の時、ホントそう思った。
お前ら、日本捨てて、どっか別の国に行っちまえ、と。

434名無しさん@4周年:03/10/06 21:58 ID:rZxuPDvq
こんな言い分が通るならば、交通事故に遭ったら
即刻自動車会社を訴えてもいいってことか。

な  ん  か  狂  っ  て  る  な  オ  イ
435  :03/10/06 22:02 ID:WabQ9RbR
吸っていない間は燃えないというたばこの構造上の欠陥によって凍え死んだ。
凍死体は簡易バーナーを持っておりマッチは使い切っていた。
たばこの火があれば点火剤に火をつけることは可能だったと遺族は
436名無しさん@4周年:03/10/06 22:08 ID:6V2QI59C
おそらく相手の弁護士が非常に優秀な弁護士だったと思われる。
その弁護士相手にマズイ判例ができると困るからフ社は和解した。

結果的には、その弁護士に見合う報酬として和解金の大部分を
弁護士が持っていく。
よって、被害者本人にはあまり旨味がないので、類似案件は
それほど多くならない。

安いザコ弁護士が類似の案件で来るなら、フ社は受けて立つだろう。
437名無しさん@4周年:03/10/06 22:18 ID:WWWoXJA/
ひろゆきにもこんな弁護士がついたらいいのにね。
438名無しさん@4周年:03/10/08 00:32 ID:9qtnq7JX
>>437
2チャンには早いとこ潰れて欲しいので困る。
439名無しさん@4周年:03/10/08 00:34 ID:eKWcra5l

しまった、これで蚊取り線香をアメリカに輸出できない!!
440名無しさん@4周年:03/10/08 00:46 ID:jAlMajGK
この案件日本でも成り立ちそうだな
製造物賠償責任法だっけ?
吸わなくなってから10秒ほどで消えるたばこは技術的に可能だし
それを作らずに火災になる可能性を予見できたのに対処してない
メーカーに責任はあるよな
そんな判決出されたんじゃメーカーも困るから和解で手を打ったんだろうな
441名無しさん@4周年:03/10/08 01:00 ID:0yfOlxdn
過去ログ一瞥しただけだから、既出だったらメンゴ。

アメリカでDQNがホンダの大型バイクを飲酒運転(泥酔状態)で運転し、
転倒して、脊椎を損傷した。
そいつは、あろうことか、バイクスタンドを出しっぱなしにしたまま運転して、
それが路面に引っ掛かって横転したのだが、悪徳レインメーカーに教唆され、
「事故の原因はメーカーが走行中にスタンドをしまう事ができる措置を取らなかった為だ。」
とホンダを訴えた。ティムピラの因縁と同じだ。クレームどころの話ではない。
ところが、なんとこれが原告の勝訴!
ホンダは巨額の賠償金を支払う事を課せられてしまった。

下種の因縁に司法がお墨付きを与える素敵な社会。
442名無しさん@4周年:03/10/08 01:09 ID:9y9IqeX0
>>441
>バイクスタンドを出しっぱなしに

エンジンかかんないんじゃないの?
443名無しさん@4周年:03/10/08 01:30 ID:bbvLeZvF
>>440
吸わなくなってから10秒ほどで消えるたばこは技術的に可能

ていうか、ある。キース。
444名無しさん@4周年:03/10/08 01:31 ID:ssMkmZpW
、「吸っていない間も燃え続けるたばこの構造上の欠陥が、火災を引き起
こした」
445名無しさん@4周年:03/10/08 05:19 ID:/3uCYKEf
下手なヤクザより素人の方が怖い・・・
446名無しさん@4周年:03/10/08 05:24 ID:4VmaWtfk
そのうち、社内にライターや灰皿設置した
自動車メーカーが訴えられるんじゃないか?
447名無しさん@4周年:03/10/08 05:31 ID:j3j4enTO
>>1
狂ってるとしか言いようがないな…

「ムラ社会的、日本」がたまらなく愛しくなったよ。
448名無しさん@4周年:03/10/08 05:37 ID:d6Kq6Z+h
そんな一瞬で燃えあがるわけじゃなかろうに
449名無しさん@4周年:03/10/08 06:15 ID:PXwr3jf2
アメリカには火のついたタバコを消さないで放置したという過失責任はないのか?

原告側の主張
火のついたタバコは危険で自動的に消えないのは欠陥商品の一点張り

被告側の主張
1,タバコを放置すれば火災になることは喫煙者として充分予見できた。
2,また母親として子供を自動車内に取り残しており子供に対する管理責任を怠った。
3,さらに火災を起こさないための供えとして消火器等を設置する義務を怠った。
4,また消火器の正しい操作方法を子供にする教育的義務を怠った。
5,タバコを子供の居る密室で喫煙するという非常識行動を取った社会的責任がある。
よってこの火災の原因はこの少女の母親の過失がすべてであり、当被告はこの母親と弁護士に対して
タバコに対する間違ったイメージとタバコに対する扱いの信頼性を大きく損ねたことで8000億円の
損害賠償を請求する。

こうやって脅しをかければ弁護士と母親はビビって訴えを退けるのは間違いない
まぁ、オレならこんな雑魚弁護士相手なら軽く勝てるけどな
450名無しさん@4周年:03/10/08 06:28 ID:PXwr3jf2
>>449
もし仮にこれで敗訴になれば、こんどは表決を下した陪審員と弁護した弁護士・母親と娘たちを
徹底的に10年間異常は調査して訴えれそうなアラを探し出して、報復的訴えを裁判で次々に
片っ端から1000件以上は起こす。(確実に勝てそうな材料のみ)
取られた金はこいつらから絞り取って返してもらう作戦
451ぉき:03/10/08 06:38 ID:n2lAfjxN
斜陽産業の米たばこ会社を
アメリカは日本政府に圧力をかけて
法外な大金で日本たばこに買収させた
452名無しさん@4周年:03/10/08 06:58 ID:mJSiHSFT
これ、車に取り残して熱死しててもたばこのせいにしそうだな
453名無しさん@4周年:03/10/08 18:30 ID:g2uuWpXY
>>449
フィリップモリスクラスの企業が雇ってる腕利き弁護士でも和解を選んだ。
それ位の事は気がつかないわけが無い。日本人にとっては2000%ありえない結果だけど。
言ってしまえばこれがアメリカの法律。これがアメリカという国。
恐ろしい話だ。
454名無しさん@4周年:03/10/08 19:09 ID:ufHPfwel
>>453

対日強制労働賠償 米連邦最高裁、元米兵らの上告棄却↓
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031007k0000e030011000c.html

新たに法律作って金を掠め取ろうとしたわけですが、これは退けられた模様。
賠償請求額が確か100兆円だったかな。

「もっと戦いたかった」――東芝,苦渋の決断の真相
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/02/toshiba.html

東芝,米国集団訴訟和解で1100億円の特別損失
http://www.zdnet.co.jp/news/9910/29/toshiba.html

トヨタと米司法省が40億円で和解---燃料ガス漏れ訴訟
http://response.jp/issue/2003/0313/article23356_1.html

サブマリン特許ってのもたちが悪いですが、アメリカの司法制度は困りものですなぁ・・・
455名無しさん@4周年:03/10/08 20:17 ID:/hy3HFNn
なぜアメリカではこんなのがまかり通るのか理解に苦しむ。
456名無しさん@4周年
物事の序列が成り立たないと、集団は崩壊しますよ。
今のアメリカ人は目先の利益ばかり考えて、
国家全体の存続について考えていないのが多い。
アメリカ人に「孫氏」を読ませろ。集団のあり方について
これ以上わかりやすく、かつ明確な手本はなかなか無い。