富士通、水銀など特定有害6物質の使用全廃へ
富士通は、環境配慮型製品を開発する際に配慮すべき事項を定めた
独自指標の内容を強化、環境保全対策を加速する。EU(欧州連合)の
「RoHS指令(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限指令)」で
電子機器に含まれる特定有害6物質(水銀、カドミウム、鉛、六価クロム、
臭素系難燃剤2種類)の使用が2006年7月以降禁止されるのを受け、
来年12月を目標に欧州向け製品に含まれる対象6物質を廃止する。さらに
06年3月までに国内を含む全製品で使用全廃をめざす方針だ。
(中略)
この取り組みの背景には、RoHS指令への対応が急務となっていること
がある。欧州を主力市場とする大手電気メーカーの間では、04−05年に
前倒しで同指令対象物質を廃止する動きが活発化。こうした動きに即応する
形で富士通も、欧州向け製品から前倒しで、同指令対象物質を廃止する。
(後略)
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※引用元配信記事:
http://www.jij.co.jp/news/electric/art-20030925192516-ZLNONLFMAI.nwc ※日本工業新聞のJIJweb(
http://www.jij.co.jp/ )2003/09/26配信