【科学】寝相で性格を見分ける方法 英研究者が発表

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ロンドン(ロイター) あおむけかうつぶせか、体を丸めて寝るか伸ばして寝るか――。寝相には
さまざまなタイプがあるが、それによって隠れた性格を見分けることができるとの説を、英国の
専門家がこのほど発表した。

英サリー大学のクリス・イドジコウスキー教授は、ホテルの客を対象に寝る時に好む姿勢と
その人の性格の傾向を調べ、両者に相関関係があるとの結論に達した。「起きている時の
ボディー・ランゲージはだれでも意識しているが、無意識の状態については今回初めて
明らかになった」と、成果を強調する。

同教授は寝相の型を6種類に分類し、それぞれについて性格の特徴を述べている。
(1)体を丸めて寝る「胎児」型。最も人気のある姿勢で、女性の51%を占めた。
   内気で繊細なタイプが多い。
(2)あおむけで腕をわきにつけた「兵士」型。性格はおとなしく、遠慮深い。
(3)横向きで脚を伸ばし、腕は体に沿っている「丸太」型。社交性のある楽天家。
(4)「丸太」の腕を広げた型。疑い深い傾向がある。
(5)うつぶせで手を頭の両側に置く「自由落下」型。この姿勢を好む人は最も少なく、
   わずか6.5%だった。率直で社交好きな性格。
(6)あおむけで大の字になる「ヒトデ」型。控えめで聞き上手な人が多い――といった具合だ。

「期待を裏切る結果も多くて興味深い」と、イドジコウスキー教授は語る。確かに「大の字タイプが
聞き上手」など、意外な分類も目につく。同教授によれば、寝る時の姿勢は一度決まるとなかなか
変わらないものだという。「三つ子の魂百まで」の言葉がある通り、性格もそう簡単には変化しない。
寝相と性格の間に何らかのつながりがあっても不思議はなさそうだ。

http://cnn.co.jp/fringe/CNN200309210011.html