大阪府能勢町のゴミ焼却施設によるダイオキシン問題で元従業員が
損害賠償を求めた裁判は、あす和解成立の見通しとなった。
この裁判は、ゴミ焼却施設の元従業員6人がダイオキシンを吸った
ことで大腸がんになるなど、健康被害を引き起こしたのは、
国が安全対策を怠ったためとして、国や大阪府および三井造船などに
5億3,000万円の損害賠償を求めていた。
裁判で示された和解案に従い、施設を運営する豊能郡環境衛生施設
組合が「遺憾の意」を表明し、三井造船が約3,000万円の解決金を
原告に支払うことで和解交渉が進められており、あすの裁判で成立
する見通し。
http://www.nnn24.com/6843.html