吉野ヶ里遺跡で銅剣刺さった骨が初めて発見
県教委は四日、環濠(かんごう)集落の国特別史跡、吉野ヶ里遺跡(神埼郡)から
出土した人骨の中から、銅剣の先端部(長さ約四ミリ)が刺さった左大たい骨が
見つかったと発表した。県内では一九九八年に、高志神社遺跡(千代田町)で
銅剣が刺さった人骨が見つかっているが、吉野ヶ里遺跡では初めて。
県教委は弥生時代に武器を用いた戦闘が行われ、銅剣が武器の一つだったことが
確認されたとしている。
吉野ヶ里遺跡では、八六年に発掘調査を開始して以来、これまで
約百五十体の人骨が発見されている。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news003.htm