★受け入れ主犯格に逮捕状 密航事件で日中韓仲立ち
・愛知県弥富町の名古屋港で6月、中国人37人が貨物船から集団密航した事件で、
愛知県警外事課と蟹江署は19日までに、日本での受け入れ準備を指揮したとして
入管難民法違反(営利目的の収受、輸送)の疑いで、中国籍の安成大容疑者
(47)の逮捕状を取った。
安容疑者は朝鮮族で1991年に来日。朝鮮語や日本語も話すことができるという。
語学を生かして密航貨物船の韓国人船長金末万被告(53)や出迎え役の在日
韓国人、日本人ら4被告=いずれも同法違反の罪で起訴=と中国側の送り出し
組織を仲立ちしていた。
県警は受け入れ側の主犯格として1月以降、愛知県内でほかにも密航者を上陸
させていたとみて、行方を追っている。
調べでは、安容疑者は密航者が到着した6月20日、名古屋港に出向き、金被告
に報酬の一部として5000ドルを手渡していた。船が到着する前には携帯電話で
連絡を取り合っていたとされる。
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationaltopics.php?genre=national&newsitemid=2003081901000217&pack=CN