長野・田中知事、住基ネット離脱の意向
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20030815/20030815-00000027-jnn-soci.html 長野県の田中康夫知事は、住基ネットへの侵入実験を行った上で、
住基ネット=住民基本台帳ネットワークから「離脱」する意向を固めました。
「離脱」すれば、都道府県では初めてです。
田仲知事は15日朝、長野県庁で会見し、近く、実際の住基ネットのシステムを使って、
「インターネット経由で個人情報を引き出す実験を行う」と表明しました。
知事は個人情報が漏れる危険性を証明した上で、
全国の個人情報を集約している「地方自治情報センター」への長野県からの情報提供を
中止し、事実上 住基ネットから「離脱」する意向です。
長野県が「離脱」すれば、都道府県レベルでは初めてです。都道府県が離脱しても、
市町村が独自に国とネットをつなぐことは可能ですが、
市町村の取りまとめ役を務める長野県の離脱は、
住基ネットの議論に大きな影響を与えそうです。
住基ネットの本格稼動が25日に迫っていて、長野県では近く、
侵入できるかどうかの実験を行う方針です。(15日10:53)
[15日16時32分更新]