【国際】日本に配慮し空港の名称変更、米国は反発−ガダルカナル島

ソロモン諸島政府は１１日までに、第２次世界大戦の激戦地、ガダルカナル島にある
国内唯一の国際空港の名称を、米軍少佐の名にちなんだ「ヘンダーソン空港」から
首都の名前を取り「ホニアラ国際空港」に変更することを決めた。

変更の背景には政府開発援助（ＯＤＡ）で空港整備を進めた日本政府への配慮がある
と見られるが、米国は変更に反対。結局、空港名とは別に所在地名を「ヘンダーソン・
フィールド」とし、日米双方に配慮した結論を出した。

ヘンダーソン空港は１９４２年６月、ガダルカナル島に上陸した日本軍が建設を開始。
完成間近の同８月７日に上陸した米軍に占領され、ミッドウェー海戦で戦死した米海兵
隊のロフトン・ヘンダーソン少佐の名前が命名された。

引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030811-00000213-yom-int