★「近鉄困らせたかった」 列車妨害の男が動機供述
・三重県内の近鉄線で続発した列車妨害事件で、往来危険容疑で逮捕された同県
四日市市の無職長田秀長容疑者(24)が、四日市南署の調べに「自分はJRが好きで、
近鉄を困らせたかった」と供述していることが23日、分かった。
調べでは、長田容疑者は高校生の時に鉄道研究会に入るなど鉄道ファンで、「三重県
では近鉄がJRを圧倒しているので、近鉄の利用客を減らそうと思った」と供述しているという。
同容疑者は当初、動機について「職に就けず、むしゃくしゃしてやった」と話していた。
また今月9日朝に発生した同市の近鉄八王子線の妨害事件で使われたラジカセから、
長田容疑者の指紋が検出された。長田容疑者は四日市市や同県菰野町などで発生した
10数件の列車妨害への関与を認めており、供述の一部が裏付けられた。
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/06/2003062301000169.htm