マンションに女性の遺体 口にテープ 全裸で 語学学校の26歳教師

マンションで女性講師殺害　大阪

　７日午後２時３５分ごろ、大阪市淀川区木川東のマンション一室で、この部屋に住むイタリア語講師、真辺愛子さん（２６）が死亡しているのを訪ねてきた友人らが見つけた。
　首に布製のベルトが巻かれ、口に粘着テープが張られていたことから、大阪府警捜査一課は殺人事件として淀川署に捜査本部を設置した。

　調べでは、真辺さんは布団にあおむけの状態で死亡しており、掛け布団が頭の上までかけられていた。室内のドアや窓は施錠されていたが、ドアチェーンはかかっていなかった。部屋の鍵と携帯電話が見つかっておらず、確認を急いでいる。

　現場のマンションは４階建て。真辺さんは高知県出身で２００１年３月から最上階の部屋で１人暮らしだった。フリーの講師として大阪市周辺の外国語教室やカルチャーセンターでイタリア語を教えていたという。

　今月４日午後１１時半ごろ、友人と携帯電話で会話したのを最後に連絡が取れなくなり、翌５日の授業も無断欠勤した。

　不審に思った友人が淀川署に通報し、同署員らと鍵を開けて室内に入り発見した。

　真辺さんの同僚によると、真辺さんは大阪府内の大学を卒業。イタリア・ボローニャへの留学経験もあるという。近所の女性は「明るくて笑顔がすてきなかわいらしい女性だった」と話した。