【静岡】２８年ぶりのお医者さん　天竜・上阿多古地区

２８年ぶりのお医者さん　天竜・上阿多古地区

山里に着任１か月余り　住民に安心感
　天竜市山間部の上阿多古地区に四月中旬、二十八年ぶりに医師が着任した。
開業から一か月余り。診療所には患者の姿が絶えず、「院長」は連日、四輪駆動車の
ハンドルを握って往診に飛び回る。

　「先生、おれは何十年も仕事を休んだことないよ」

　土手の草刈り作業をしていて腰を痛めたという青木兼市さん（７５）が話しかけた。

　「でも、少しは腰にも遠慮してくださいよ」。上野山庄一医師（３７）がクギを刺すと、
青木さんは笑ってうなずいた。
　千五百四十人が住む上阿多古地区では、高齢化が深刻。六十五歳以上の
住民の比率（昨年四月現在）は３６％と、県平均のほぼ二倍だ。
　新設された「あたご診療所」を訪れる患者も、やはり高齢者が多い。太田義子さん（７５）は
これまで、家からバス停まで約五キロの山道を歩き、バスに揺られて市街地の総合病院に
通っていた。「一日仕事だったよ。病院に着くまでに疲れちゃってねえ……」
　地元住民の長年の悲願だった医師の確保。上野山医師が天竜市から「公設民営の
診療所をやってみませんか？」と打診されたのは二〇〇一年の冬だった。
　ためらいなく引き受けたのは、辺地で働く先輩医師らの献身的な姿に以前から
感銘を受けていたため。同じ山間地の佐久間病院（佐久間町）で四年間勤務した時の
充実感も、得がたいものがあった。
　ただ、地域医療をたった一人で担う責任は、ズシリと重い。専門は消化器外科だが、
診療所では内科、外科、小児科とすべてをこなす。休診の日曜日も夜間も、電話の
ベルは時を選ばず鳴る。一か月余りの間、患者を診なかった日はない。
　家族同士のきずなが強い土地柄のため、「親の世話があるから」と入院を拒む人もいる。
「絶対に入院が必要な場合を除いて、患者にとっては、家で暮らしながら治すのが一番」と
考えるようになった。
　患者が少ないだけに、診療所の経営は厳しそうだ。“経営感覚”はまだまだのようで、
税理士からさっそく「領収書を捨てるとは何事」と怒られたという。
　茶畑のわきに立つ山里の診療所はまだ真っさらで、銀色の屋根と茶色のタイルが目に鮮やか。
働き盛りの医師が来たばかりでなく、最新の超音波診断装置などの“秘密兵器”もある。
　そして、何よりも目立つのは待合室の明るい雰囲気。患者はみな、「先生」を歓迎しており、
長く待たされても怒る人はいない。
　桃色の長いすに腰かけた中野勝（かつ）こさん（７８）が笑顔で言った。
「まるで、恵みの雨のようなお医者さんだよ」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news001.htm

　

　 　 　 　 　 q
　　　 　 , ─┴‐､
　　　　/ /ﾚ∨ﾊヽ',
　　　　| ｿ ´`ω´)ﾚ,|　　＜　以上、ぶさいく劇場でした〜♪
　　　 /⊂, ~W~.|つ､
　　　/ﾚ' |＿,v__|`ヽゝ
　　　 　 ﾉ_L＿__ゝ
　　　　　/　　/
　　　　./　　/

>1　(　´`ω´)φ ★
あんた、良い記者だ。
農村の医療事情なんて、こんなもんだ。

一幅の、小説を読んだ感じだ。

保存しとく、ありがとう。

なかなかに(　´`ω´)φなニュースだな(･∀･)

静岡県関連のニュースなんてくだらねえ！
石川高速野郎をなんとかしろ！

この村は死に包囲されている

今日は　ほのぼのした気持ちで過ごせそう。
>>1　ありがとう

ｲｶﾝ
不覚にも、ブサイクスレで泣いてしまった。

ハートウオッシャブルなブサイクだな。

(　´`ω´)φ ★さんを想う会

　　　_、_
　（ ´`ω´) 　 　　　n
￣　　 　 ＼　 　 （ E） ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞｻｲｸ!!
ﾌ 　　　 /ヽ ヽ_／／

クリック１回で10円。2ちゃんにリンクを貼り付けるだけでカンタン副業に。
登録はメアドと任意のパスワードを入力すればカンタンに完了。
メアドは無料メールでも可能だから後腐れ無し。
アクセスプラス
http://accessplus.jp/staff/in.cgi?id=11136
アドレスをコピペで飛んでね。　　　　　　　

ぶさいく・ざ・ハートブレーカー i am left heart broken by busaiku.

まあ、来年には「診断治療が不充分だった」と訴えられてるわけだが

なんで２８年ぶりに来たのだろう？
制度が変わった？２８年間要請しててやっと来た？
今まではどうしてた？

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　★
　　　　　　　　　 　　　　　　　（＿´`ω´)φ_　　　　　ブサイクわっしょい！
　　　　　　　　　 　　　　　／,/-_-_-_-_-_＼　　　　　ブサイクわっしょい！
　　　　　　　　(　(　　　／,, /― （不細工）―＼　　　　ブサイクわっしょい！！　／／
　　　　　　　 　　 　 (｡'｡､｡＠,｡,｡,｡,｡,｡,｡,｡,｡,｡,｡,｡＠　　)　)
　　　　　　　 　　 　 ∩ヽヽ∩ヽXXXXXXXX/ .∩
　　　　　　　 　　 　 i||i　∩i||i:||::::￥_][_￥::::||.　i||i
　　　　　　　　　　　　　†人=†††¶┌┐¶††††
　 ／★＼／★／★＼[／★ ／★＼／★＼]　 ／★＼★＼／★＼
　(　´`ω(　´`ω（□二二(　´`ω(　´`ω(　´`ω´).□　´`ω´)ω´）□`ω´)
　（ |つ⊂|_　| |　ﾉつつ|不）~| |不)￣||不)￣|つ ⊂|＿(（|不）~ﾉ　|　) ）つ
　 〓_| |__〓」 〓_|＝|_ 〓__ノ 〓二ﾉ〓二ﾉ)　(　/ （L〓|〓二|〓=〓ヽ
　 し'し' （＿（_ し（＿） （＿）_）し（＿）し（＿）（_（＿,（＿）（＿）し'　 （＿）

>>18
>２８年間要請しててやっと来た
んだろ。

>>20
ほのぼのっていうより
気の毒なハナシ…

ブラックジャックに夜露死苦で言ってたみたいに病院が多すぎるから
僻地まで医者が行き渡らないのかなぁ？

>22
ｿﾚﾓｱﾙﾈ

って恐らく日本のそこらじゅうに28年以上医者がいない地区があるんだろうな。

(　´`ω´)φ ★さんを見つめる会

地方の病院だと２時間近く待たされるな

なんのために自治医大作ったんだよ。
静岡県知事は馬鹿なのか？

>>22
じゃなくて、僻地に行きたがらないから街の病院が増えたんだろ。

>診療所には患者の姿が絶えず
>患者が少ないだけに、診療所の経営は厳しそうだ。

よく和下欄。

> 土手の草刈り作業をしていて腰を痛めたという青木兼市さん（７５）が話しかけた。


それからどしたの。

はじいしゃスレの悪寒

医者に成るまで数千マソ使って儲からない
僻地になんて行ってられるか！

が正直ホンネ。

いい話だな

この人、オレの中学・高校の部活で２年上の先輩（マジ）
ガッツある、ちょっと豪快な、いい人だったよ。

もう十分稼いだからちょっと息抜きに来たとか？誤診で首同然になった経験ありとか？
単に田舎好き？

＞「院長」は連日、四輪駆動車のハンドルを握って往診に飛び回る。

これが最大の目的だったりしてな。
　

>>33
まだ縁があるなら、葉書でも送ってやるといいんじゃないか？
すごく喜ぶと思うよ。

つか、このお医者さんが病気になっちゃったらどうすんだよ。
お手伝いさんとかいるのか？

よいニュースです。

：ブサイク(　´`ω´)φ ★を想う会

>>36
サンクス。
手紙かー、書いてみるかなー

「先生、おれは何十年も仕事を休んだことないよ」
土手の草刈り作業をしていて腰を痛めたという青木兼市さん（７５）が話しかけた。


>>1のラストのコレは(　´`ω´)φ ★がエモーションの表現をしたわけではない(w
>>2にちゃんと話が続いてるのだ。

お医者さんがんばれ、ﾌﾞｻｲｸあげ

霧島診療所

ぶさいこさん最高

及慈雨ぶさいく(　´`ω´)さん

>税理士からさっそく「領収書を捨てるとは何事」と怒られたという。


税理士でなくても何事かと思う罠。（ｗ

後任の医師が見つからず死ぬまで働いて
死後石碑なんかが建ったりするんだなー

>>45
医者は浮き世離れしてるって言うだろ？てかやってることは立派だから
多めに見れ。

>>46
石碑なんか作るなら、その分のお金で短期間でも医者をその地域に…

なんか、コレを思い出しました。
ttp://member.nifty.ne.jp/windyfield/ojiroku.html

ブラックジャックにこんな話在ったな

かに先生やね。

とにかく燃え尽きないでほしい｡

最初は歓呼で迎えられる｡
しかし、村の慣習に戸惑ううち、本人にも家族にもやがて冷たい視線が向けられる。
「しょせん、よそ者だもの…｡」
そして風評が。
「やぶ」「誤診された」「注射をしてくれない」
さらにプライバシーのない村社会、
24時間対応を求められる。休日、深夜お構いなしで診察を求められる｡
知らない間に村中に携帯電話の番号が広がっている｡

ここで燃え尽きる医者は多い｡

村の慣習になじみ、人並み優れた体力と診療技能で村人の信頼を勝ち取ったとしよう｡
そこに襲い掛かるのが村の”権力闘争”。村の有力者との関係が深すぎてもなさ過ぎてもだめ。
選挙の道具にされたり、対立陣営から中傷されたり・・・

一人で村の医者をやるなら仙人のようでは駄目だ｡腹黒でないと｡

最後にもう一つ｡一人のスーパーマンがいないと持たないような体制は脆い｡

すごいな

>>52

地方都市の二次救の当番病院も似た様な物だよ。

コンビニ病院化していてDQNが
昼間は用事があったからと夜中に来たり
仕事の前にとか言って、早朝来たり。

延々睡眠薬をねだる浮浪者とか
行き倒れの振りをしてベッドにありつこうとする奴とか。


ここの診療所は知らないけど、田舎の開業医は高齢化していて
夜とか時間外に、かかりつけでも診察する事はマレで
少し離れた地方都市の二次救に来るケースも多い。

・・・・・ひょっとしてだぞ。
ひょっとしてなのだが、
(　´`ω´)φ ★さんはこのスレが「はじめてのお医者さん」スレになるのを
期待したりしなかったのだろうか・・・・・・・？

Drコトーみたいだな。

皮肉ではあるが、文中にもあった「領収書を保存しろ」じゃないが、医師のみなし経費制度
（いわゆる医師優遇税制）が事実上無くなったせいで、医者は算術に追われる事に
なったんだよ。だから、山村など行く医者がいるはずもない。

これを散々叩いたのはマスコミだが、それにのった国民にも責任があるな。
医薬分業でも、実質患者負担が増えただけで効果なし。

国民て（正確にいえばマスコミに煽られた愚民だが）馬鹿やねぇ・・・