【社会】国立大法人化法案を可決 教職員12万人非公務員に
432 :
名無しさん@3周年:03/05/21 02:29 ID:6PswWDk9
>>431 医学系や文系はどうか知らないが、理系ではそれほど強固な派閥ってのはない。
もちろん、中のいいグループ的な繋がりはあるが、小説とか噂で聞くような親分の学説には
絶対異を唱えられないとか全部親分の業績になるとかそういった風潮はないよ。
むしろデータの解釈でしょっちゅう喧嘩してたりする。
それから、いわゆる「首切り」は簡単には出来ないと思うが。毒放火を期に一斉に助教授以下には
任期がつくことになる。一部大学では教授にも任期がつくだろう大体5年(独法化一期)になるはずだが
教授以外は原則2期以上の再任は出来なくなる。2期目以降の採用では原則再任不可になる模様だから
どの道、外部へ行かざるを得なくなる。
433 :
名無しさん@3周年:03/05/21 02:33 ID:ux1ApvDV
つうか統合しようが法人化しようが
辞 め さ せ ら れ る 教 官 は い な い ん で し ょ ?
434 :
名無しさん@3周年:03/05/21 02:39 ID:6PswWDk9
>>433 事務職ポストが減るから新規採用は減るはず。減った分は事務の統合とかで補う。
あと、非常勤職員の採用枠が緩くなるから、金を持っている研究室だと独自に秘書とか
事務補佐員を雇用できる。
それと重要な点(笑)は、仕事もせずに組合活動とかやってた万年助手は任期切れになると
自動的に退職になる。業績がないからほかの大学に移るわけにもいかないからね。
435 :
名無しさん@3周年:03/05/21 02:57 ID:j5cmimK1
436 :
名無しさん@3周年:03/05/21 02:57 ID:j5cmimK1
国立大学独立行政法人化の諸問題
437 :
名無しさん@3周年:03/05/21 03:11 ID:6PswWDk9
438 :
名無しさん@3周年:03/05/21 03:14 ID:j5cmimK1
それそれ。
439 :
名無しさん@3周年:03/05/21 03:34 ID:dqhmNFW+
独法化の狙いは、学長に権限を集中させると同時に外部評議員に文科省役人
などを入れて、文科省が作成した計画・目標を実施させやすくする点にある
(計画・目標の作成は事実上文科省、大学はその施行機関)。
大学の独自性・自主性を拡大するかのように擬装しているが、実際は文科省
による管理を強化しようというのが本音。
理系を中心とする産学協同の拡大にしても、科学の基礎を担う部門(産業界
から見て即効的なメリットが期待出来ない部分)の縮小・陶太が起き、長期
的視野で見れば科学技術発展にマイナスをもたらす。文系の場合(経済系な
どの一部を除き)も、同じ問題が起こる。
440 :
名無しさん@3周年:03/05/21 03:51 ID:dqhmNFW+
あと大学間の競争といっても、COEやTOP30に入る研究機関の大半は、
東大・京大に集中するから、大学間の格差がますます拡大し、地方
大学がその地域で果たす役割も低下する(特に教員養成系の学部の
縮小や廃止)。
あと授業料値上げも当然予想されるが、受験競争も頂点大学では激化
する。また既に東大では学生の親の平均年収は1000万を超えているか
ら、高学歴・高収入の親をもつ子弟(=幼年時からかなりの教育投資
を受けた者)のみが合格可能というのが現実。
独法化は、大学間格差を助長し、結果として教育の機会均等という原
則を空文化することにつながる。
441 :
名無しさん@3周年:03/05/21 07:11 ID:iH+XYDK4
資産家(特にあくどい手段でのしあがった成金)がすべてを手に入れる社会が実現するようだ。
まともな人間はもうこんなバカな国を捨てた方がいい。
金貸しに金玉を握られたような国が存続できるわけがない。
442 :
名無しさん@3周年:03/05/21 09:19 ID:t49PED9c
独立行政法人にしたら事務とか非常勤教員は「(仮称)財団法人学校教育事務処理センター」
とかへの外注、出向になりそうだな。国公立の病院とかではよくある手法。
結局、天下り先が増えただけに過ぎない。
独立行政法人って見た目だけ民営化で中身は特殊法人が増えただけって感じだから
いっそのこと学校法人化しちゃったら?非課税なんだし、補助金もあるでしょ?
大学自体平等にしたら、学費が安くて設備が良くて教授が良くて事務がしっかり
してる大学に人が集まってレベルが高くなるわけなんだから・・・。
逆に学費が高くて設備は悪いは教授は悪いは事務が職務怠慢なんていう大学は
人集まらなくなって自然淘汰されるべし、たとえ歴史長く過去の栄光があったとしても。
443 :
442:03/05/21 09:45 ID:t49PED9c
追加レス
小泉内閣の民営化路線って日本お得意のやりやすいところからやるっていうのだな。
もちろんどんどん民営化していって「ほら残ってるのは道路公団だけですよ」と
なるのであればメリットはあるんだろうが、民営化しても大してメリットはない
事業が多いのも事実。日本育英会だって返済滞納が多いから民営化というがその額
は過去50年間でたったの1%以下。そこらの株式会社銀行の不良債権や
国鉄、道路公団の赤字に比べたらほんの微々たる物。郵便局だって民営化されて
サービスがすごく良くなる可能性もあるから反対ではないが、後にも先にも
大赤字垂れ流しで借金だらけというのは国鉄・道路公団・年金資金運用ぐらい
のもんだと思う。(NTT,JTも?)国道はいわば全部赤字なわけだし、高速道路
だって「高速自動車国道」で国道なわけだから料金収入で建設費をまかなうと
いう考えはそもそもおかしい。料金を取るなら国道という名はふさわしくない。
国直営の事業ながらも運営は特殊法人、ファミリー企業と言われる第3セクターの
株式会社に任せているから問題なのである。(全部直営ならすべて公務員だが、
こうなると組織が増え、天下り先が無限大に増える)
なので、442にも書いたように国立大学独立行政法人化は反対。学校法人化賛成。
独立行政法人だと事務は仮称「財団法人学校事務処理センター」教員は仮称「財団法人
学校教育指導者派遣センター」入試、清掃、維持管理もろもろ各種法人、ファミリー企業
創出の自体になりかねない。これら全て非公務員ではあるが、団体職員=準公務員である。
444 :
名無しさん@3周年:03/05/21 10:07 ID:Oz+OIplG
444
@
しかし、公務員とは・・・。
445 :
名無しさん@3周年:03/05/21 10:11 ID:lfxE1Rpv
地方の国立大附属の小中学校もやばいのかな。
母校がなくなったらいやん。
446 :
名無しさん@3周年:03/05/21 12:09 ID:8oFrlZND
「ゆとり教育」と「国立大独法化」で、ますます日本人の二極分化が進むなぁ・・・。
医学部だと授業料が高騰するのかな?
国立の医学科へ行ったボンビーな友人が、
矯正医官修学資金というのを法務省からもらってるらしいが、
「身柄拘束の伴う(矯正医官修学資金法より)」奨学金だそうで、
卒業後は酒鬼薔薇やネオむぎ茶がいる関東医療少年院をはじめ、
「シャバでは絶対に出会えない人たち」の治療にあたらないといけないそうだ。
447 :
名無しさん@3周年:03/05/21 12:12 ID:f+F9SxhB
結局367だな。
日本のノーベル賞受賞者は今後10年間で続出するだろう。
でもそれは1980年代から1990年代中程にかけての実績。
戦後の大学制度が熟成してようやく大きく花開いたんだよね。
でもって1990年代後半からの「改革」ブームで
日本の大学における研究状況はぐっちゃぐっちゃ。
アメリカのような
イントロだけ派手な中身の無い研究と、意味の無い論文乱造の場
になりつつある。
449 :
名無しさん@3周年:03/05/21 13:04 ID:FrXOinTz
遠山の金さんは以下を実現したいんだな。
女性の社会進出の方策を検討している文部科学省の懇談会は、大学などで
働く女性研究者の割合を増やすため、新規に研究者を採用する際の女性優遇
や、研究者全体に占める女性の割合を将来3割以上にする目標などを盛り込ん
だ報告案をまとめた。国が女性研究者登用の数値目標を定めるのは初めて。
このほか出産や育児で研究を中断しても、研究資金の支給期間を延長すること
なども求めており、国を挙げて「女性の能力活用」に本格的に取り組む方針だ。
文科省によると、大学教員に占める女性の割合は14.1%(02年度)と低く、教授
は8.8%(同)と1割にも満たない。
文科系、とりわけ人文系の扱いは考え直す
べき時期がきてるのかもしれない
451 :
名無しさん@3周年:03/05/21 14:31 ID:jIQP0Zf2
452 :
名無しさん@3周年:03/05/21 14:35 ID:7b8XP6FQ
しかしなー。
京大の教授より金もらってる京都死バスのメルヘン運転手などなど
の現業職をくびにしないのはいかがなものかと・・・
453 :
名無しさん@3周年:03/05/21 14:39 ID:jIQP0Zf2
451<毎日新聞5/21付掲載の意見広告です
結局、雇用保険をどうするのかが今もって不明だがいつになったら明らかになるのだろうか?
>>442 国立大学の非常勤の教員がそんなに身分が安定しているわけない。
成果を上げないとあっという間に首を切られる人たちだぞ。
資格を持つ医療従事者と同等に考えるのはナンセンス。
455 :
名無しさん@3周年:03/05/21 19:13 ID:X0M3h2r3
非公務員が決定しているのに
今年も国家公務員2種試験合格者から採用するそうですね。
それを覚悟で採用される人間は意識が高いか、
それとも他から採用してもらえなかった余り者の二者になるのかな。
456 :
名無しさん@3周年:03/05/21 19:23 ID:QJQJj6jm
アホ教授連中にイヤ気が指して逃げマスタ。
今はとってもしわわせです。
>>440 旧帝大は教員養成していないのをしっているかい?
地方大でやばいのは理学部文学部、産業のない県の工学部では?
>>427 >>425がまさにお役人の理屈
10年前にも医学部の学費大幅値上げをたくらんだ大蔵事務次官のお言葉
「カネがなければバイトで稼げ、昔はそんな苦学生はたくさんいた」
>>457 旧帝大でも教員免許はとれるはずだが。
いわゆる教員養成過程がないということだろうか?
>>459 免許を取るためにはその学部なりが該当免許の課程認定を受けていないと
駄目。だから小学校免許の課程認定を受けていない宮廷の学部だけでは
小学校の免許取れないよ。
それに宮廷の学部は「教員の計画養成や現職の再教育」にはほぼノータッチ(現状)。
「宮廷が何でもしなきゃならん」ということはないが、少なくとも宮廷のできること・やるべ
きことと地方大のできること・やるべきことははっきりと考えていく必要はある。
>>455 余り者ばかり。だって大学事務局の上の方は監事(文科省からの天下り指定席確定)を
初め、上から降ってくるばかり。それで「やったるでぇ」な意識の高い人間が来るわけも
無し。
461 :
名無しさん@3周年:03/05/21 20:37 ID:Ey7OmjjE
真面目に基礎やるのが馬鹿馬鹿しくなるな〜
科研費獲得用の適当な研究ネタをでっち上げる会 に、入れてもらおっと。
462 :
名無しさん@3周年:03/05/21 21:36 ID:L3ISJF87
>>448 ノーベル賞についても、もう打ち止めだと思うぞ。
463 :
名無しさん@3周年:03/05/21 23:03 ID:mPK6Neuk
>>462 あと10年ほどは1990年代までの遺産で
ノーベル賞を貰えると思う。
で、「大学改革の成果だ」
というアホな宣伝に使われてしまう。
結果、日本の研究レベルはどんどん落ちていく。
464 :
名無しさん@3周年:03/05/21 23:17 ID:chJjx5G4
>>463 訳のわからん大学改悪で事務方もボロボロですよ。
変な名前の研究科やセンターなんぞボコボコ作りやがって。
名称に「・」を使うんじゃねえよ「・」を!!!
465 :
名無しさん@3周年:03/05/21 23:41 ID:qnvQtCRk
つーか、ここ10年で、文科省(文部省)がやったことで評価されることってなに?
466 :
名無しさん@3周年 :03/05/21 23:48 ID:aP9S4Cs3
>>465 つーか、「戦後を通じて」にしても見当たらない。
法人化されても無能サヨ文系教授は無傷。せいぜい国に干される程度。
467 :
名無しさん@3周年:03/05/21 23:55 ID:QoXgXC5B
>>303 政治家や公務員のやる改革なんて
ほとんどがごまかしだ。
互いに力を合わせて自分たちの権利だけは守っていこうとする。
使われる金は全部税金だからお気楽なもんだ。
468 :
名無しさん@3周年:03/05/21 23:58 ID:KIiHPZQQ
こいつらのダシにロースクールは作られたんだよな。
田中さんが企業にいてノーベル賞とったから研究も
企業にまかせちゃおう!って思ったのかな?
470 :
人権団体職員:03/05/22 00:02 ID:XsnIX3l/
成績悪く進級厳しい生徒を切り捨てるのと甘く進級させる教授は
どちらがいいのでしょうか?
>>470 4年のあまりの不甲斐なさにあきれて,俺の指導教授に直訴したことがある.
「もうちっとバシバシ単位落として,卒業厳しくした方が長い目で見たら
プラスになるんじゃないですか? 最近特に酷いですよ,4年生」
教授曰く,
「あんまり留年者増えると文科省から怒られるんだよねぇ」
KKR使ってやんない
473 :
名無しさん@3周年:03/05/22 00:14 ID:ix8i5BCt
局長クラスは間違いなく天下りで占めるだろう。現在ある団体職員の例からして。
学長はまさか天下りが、、というわけにはいかないだろう。もっとも薬系意外は
知らないが。オレの知ってる教授は朝から晩まで本の執筆に夢中だよ。1年中。(w
474 :
名無しさん@3周年:03/05/22 00:40 ID:R4Y74m5W
.
475 :
名無しさん@3周年:03/05/22 01:59 ID:4KXpDhfX
>>458 事務次官なんて特権階級だから、庶民が経済的理由のみで教育を受ける権利を
失っても我関せずなんだよね。
むしろ自らの一族を特権階級に固定できるので好都合、と思っているフシがある。
476 :
名無しさん@3周年:03/05/22 03:06 ID:BI0hh4rK
これまでは
1st authorの論文が全然出ていなくても定年まで助手でいることが可能だったけど
これからは任期制で論文を量産できないor業績を出せない教官は
任期が終わったら捨てられると言うことでOK?
477 :
名無しさん@3周年:03/05/22 03:08 ID:moACblzN
>>471 文科省から怒られるっつーか、教育機関として機能していないと看做されるんだよね。
まぁ、それもあるけど一番の理由は留年者のケアって大変なのよ。学校に来ないから連絡とるだけでも
一苦労だったり。だから、「一年がんばったら、卒業だけはさせてやるから」ってことで厄介払いしたい。
ってのが真相かな。
478 :
名無しさん@3周年:03/05/22 03:12 ID:moACblzN
>>476 おおむねその通り。
ただ、業績評価を論文数でやってしまうと分野によって差が出過ぎるからその辺をどうやるのかが問題。
一般的に「業績」と言うときの論文数ってのはトップネームでなくてもいいから人数の多い実験系が
有利になるね。
もっとも、若手研究者が任期切れで他の研究機関に行くためにはトップネームが無いと話にならないけど...
>>460 もともと教育学部以外では、小学校教諭の資格はとれないと思うが。
最近は在学中にも通信教育で小学校教諭資格を取ることが認められている場合がある。
ただし、学校指定の通信課程に限る。
>>478 それはその通りですね。
もう一つの問題として、「Nature]のような論文と「日本環境地質分析学会」(仮、ほんとにあったら大変失礼)みたいなかなり限定された
しかも和文誌をおなじとカウントするのも変ですよね。
481 :
名無しさん@3周年:
あげ