【朝日新聞】今まで知りませんでした！

　４月１７日です。東京ではすっかり桜は散ってしまいました。東北あたりで
花見のころでありましょうか。４月と言えば入学式・入社式のシーズンですが、
不況の煽りを受けて就職浪人が増えているという暗いニュースも飛び込んできます。
来年就職の学生さんは、もう何割かは内定が決まっていることかと思いますが、
内定の決まっていない方のほうが多いのではないでしょうか。私が学生の時分は
「就職協定」というのがあり、内定は７月以降でなければ出してはいけないことに
なっていました。実際には内々定だの仮内定だのとあって有名無実化していたと
いうこともあり廃止されましたが、青田買いの抑止にはなっていたかと思います。
最近では３年次の１月までに就職課の推薦を要求する企業まであるそうで、
いやはや驚きに絶えません。確かに４年次を卒業研究に打ち込めるようにという
配慮の面も否定しませんが、就職難の昨今では需要過多なので、そこまで学生の
確保に躍起にならずともよいのではないかと思ってしまいます。ともかくまだ
内定の出ていない学生さんも、欲をかかなければ必ずどこか見つかりますので
気を落とさないでください。去年のデータでは内定は４月以降に決まった人が
大半です。まだまだチャンスはあります。確かにヘタな中小企業にあたりますと、
業務は効率が悪いし給料も安い、休みもないし残業代も出ないということは
ありますけれども、例え大手でも。某通信系のソフト開発企業や、某自動車
ディーラーなどは、採用実績を発表するために大量に入社させ、過酷な労働環境で
自主退職に追い込んだり、厳しい業務規定で依願退職させるそうで、このあたりの
見極めも重要です。最終的には自分の能力を磨くこと。実力で世を渡れるように
なれば、より待遇のいい会社へ転職することも可能です。そして何より自分に
自信がつくということ。これが大切です。
　さて前置きが少々長くなりましたが、それでは今日もはりきって参りましょう。



　　　　　　　　　　　　ま　　た　　朝　　日　　か　　。