http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/g_0304.html#4-B 一昔前なら記者クラブが情報を独占してこういう歪曲も可能だったんだろうが,
今は情報公開が進んでいるからね。
結論としては、「今までにつけた条件をしっかり果たせ。別にそれ以上に
何かを条件として付け加えるということは考えていない」といっているわけで,
別に川口外相が何か譲歩をしたわけではない。
(問)拉致被害者の方々が帰国されて今日で半年ということになりまして、
昨日記者会見をされて、家族との再会について政府の努力への期待も
おっしゃっていたのですが、北との交渉は日朝(国交正常化交渉)が今
止まっていまして、多国間協議については、北側がちょっと柔軟ともとれる
発言をしだしたりしていますが、この拉致問題を今後どういう枠組みで
どういうふうに解決に向けて考えていらっしゃるのでしょうか。
(外務大臣)本当に半年も経ってしまって、ご家族の方、残されたお子さん方も
本当にこの半年、毎日毎日お互いのことを思わない日はない状況で過ごされた
のだと思います。物事の進展がなくて非常に残念だと思っています。可能な限り、
ありとあらゆる機会を捉えて前に進めたいと思っているわけでして、様々な働き
かけもやっているということですけれども、これは会議の場としては、やはり今
中断されている日朝の(国交正常化)交渉の場ということだろうと思いますが、
可能な状態が他の場であれば、それは常にそういうところで取り上げていくと
いうことです。