松本被告に死刑求刑へ 公判7年、証拠調べ終結
地下鉄、松本両サリンなど計13事件で、殺人罪などに問われたオウム真理教松本智津夫被告(48)=教祖名麻原彰晃=の第253回公判が10日、東京地裁(小川正持裁判長)であり、松本被告は3回目の被告人質問でも冒頭、何も話さなかった。
被告人質問は今回が最後の予定で、1996年4月の初公判から7年を経て同日中に証拠調べが終結する見通し。検察側はこれまでの審理で、松本被告が一連の事件の首謀者であることなどの立証が尽くされたと判断しており、24日にも開かれる論告求刑公判で死刑を求刑する。
この日の被告人質問でも、弁護人が「元幹部も話をしてほしいと言っている」などと発言を促したが、松本被告は座ってうつむいたまま反応しなかった。(共同通信)
[4月10日14時14分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030410-00000137-kyodo-soci 既出でつか?