モンゴルに鉛筆送ろう
仙台の文具組合が募集
机の引き出しにしまったままの鉛筆や使わなくなった楽器をモンゴル・オブス県の
子どもたちに贈ろうと、仙台文具事務用品組合(仙台市若林区荒町)が「海を渡る鉛筆」運動を始めた。
使用、未使用を問わず鉛筆や色鉛筆、リコーダーや鍵盤(けんばん)ハーモニカなどを集めている。
目標は段ボール箱四百箱分だ。
組合の設立四十周年記念事業で、県国際交流協会を通じて、東北大薬学部に留学していた
ジャブザン・バトフーさん(41)を紹介され、その出身地への寄贈を決めた。
回収は、市内の三十九店舗で四月末まで受け付けている。
バトフーさんは現在、モンゴル国立大学生物学部の助教授。高校卒業まで
オブス県マルチン村で生まれ育ち、オブス日本親善協会のアドバイザーも務めている。
一九九七年から二〇〇一年まで留学し、「日本ではまだ使えるものがたくさん捨てられている。
それを各国で有効に活用できれば、お互いの理解・交流にもつながる。
私たちは資源が限られている地球の住民です」と話している。
以下略
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news001.htm