【香川】「あっくん」ごみ袋飲み死亡

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「あっくん」ごみ袋飲み死亡

イルカ療法めざし試験飼育中

 イルカ療法の導入を目指して、さぬき市が津田町鵜部地区で試験飼育している
イルカ一頭が、ごみ袋などを食道に詰まらせ、十五日までに死亡した。

 死んだのは雄の「あっくん」(推定五、六歳)。市の委託で飼育している
海洋生物研究会社によると、十二日午前四時半ごろ、見回りの飼育員が、
区割りしたいけす内で沈んでいるのを発見して引き揚げたが、既に死んでいた。

 解剖して調べたところ、胃や食道から、スーパーのレジ袋やごみ袋計五枚と
ビニール製ロープが見つかった。いけすは津田湾内にあり、これまでにも
ごみ袋が流れ込んだり、風で飛んできたりしていたといい、これらを大量に飲み込んで
吐き出すことができず、食道が詰まったらしい。

 イルカは前日から、もがくように泳ぐなど状態が悪く、区割り部分に移して点滴や
注射などの応急処置を施していた。同社の担当者は「流れ込んでくるごみ袋などを
飲み込まないよう、一日に何度も点検して気を付けていたのだが……」と声を落とした。

 「あっくん」は、雌の「マリンちゃん」とともに、二〇〇一年十一月から津田湾沖に
設置されたいけすで飼育されていた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news004.htm