県警が昨年一年間に認知した刑法犯は、十七万七千七百六十二件と前年より六千
七百九十九件増加し、過去最高を記録したことが二十九日、県警刑事総務課のま
とめで分かった。検挙率は過去最低だった昨年を1・8ポイント下回る12・8
%で、全国最低の水準となった。
殺人、強盗、放火などの重要犯罪の認知件数は、前年比1%増の千四百九十九件
と過去最高で、検挙率は42・2%と昨年を6・4ポイント下回り、過去最低と
なった。
また、ピッキングなどの侵入盗や自動車盗などの重要窃盗犯の認知件数は、前年
比11・6%の大幅増となる三万三千二百八十二件と、こちらも過去最高を記録。
検挙率は前年を6・2ポイント下回る19・8%で、重要犯罪と同様、過去最低
を記録した。来日外国人による刑法犯の検挙件数は前年比2・7%増の八百四十
二件で、検挙人員は前年比28・3%増の三百七十二人。そのうち二百二十五人
が窃盗犯だった。(略)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm ちなみに全国平均検挙率は20.8%