【国際】健康的なダイエット本で米国人、さらに太る

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1レコバφ ★
ダイエット本に読みふけ、「健康的な食べ方・健康的な生き方」を捜し求め
てきた米国人は、もっと太った上、不健康になった。米時事週刊誌ニューズ
ウィークは最新号(20日発行)で、「健康的な食べ方」に盲目的に従って
は、バランスを欠いた食生活だけを身につけることになると警告した。

ベストセラーのダイエット書籍が勧める「健康的な食べ方」は、千差万別で
あり、たまには相反する場合もある。厳しい菜食を薦めたり、肉食ばかり
を薦めたりもする。

問題は、ダイエット法の受け止め方だ。食品を最初から良いものと悪いも
のに二分してしまい、バランスの取れた食生活作りの妨げとなっているのだ。

米国の農務省(USDA)は、1992年「フード・ガイド・ピラミッド」
を示した。このピラミッドでは、パンや穀物など、炭水化物をもっとも多く、
脂肪をもっとも少なく摂取したほうが健康に一番いいと提案している。
これは90年代に米国人の盲目的な「脂肪嫌い」をもたらした。80年
代まで米国人は、飽和脂肪を過度に摂取していた。そのため、米農務省
は、ピラミッドを示すことで、「脂肪は少ないほどいい」と呼びかけ、
人々の飽和脂肪を減らそうとした。しかし、人々は「低脂肪」ばかりを
捜し求め、これに合わせて食品業界は精製小麦粉と砂糖をたくさん入れ
た低脂肪食品を売り出した。
※以上記事引用しました。全文はリンク先参照して下さい
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2003011475348